現役専業ハンドメイド作家の奥さんのマーケティングやってます♪
大好きなハンドメイドの仕事をしたいけど、本業に家事育児にで全く時間が取れない。ハンドメイドで生きてくためにはもっと時間をかけなきゃいけないのに…。
もう諦めなきゃいけないの…?と苦悩している作家さんへ。
無理じゃないですよ。時間は作れます。
現代人のライフスタイルには、たくさんの「時間食い虫」がいます。ホントは時間があるはずなのに、コイツらがいるせいであなたの1日には隙間がないのです。
ボクの奥さんは専業ハンドメイド作家です。ボク自身はサラリーマン時代に副業を始め、今では独立しています。当時1歳の娘もいました。
その過程でたくさんの「時間食い虫」を捨ててきました。そのおかけで、今では夫婦揃って時間に追われることなく、好きな仕事を満喫しています。
「時間食い虫」を一つひとつ捨てていけば、誰でも時間は作れます。逆に言えば、何一つ捨てることなく時間を作れる魔法はありません。
この記事では、
- 日常生活に潜む「時間食い虫」
- スマホに潜む「時間食い虫」
- 本業の仕事に潜む「時間食い虫」
の3つシーンに分けて、何を捨てれば時間を捻出できるかを解説します。
ユダヤ人の人生哲学に、「ノーペイン・ノーゲイン」という考え方があります。「痛みを受け入れずして、何も得るものはない」という意味です。
何かを捨てれば痛みを伴いますが、その先にはあなたが憧れる生活が待っています。専業作家になり、時間を気にせず制作に没頭する毎日でしょうか。実に悪くないですね。
そんな未来を手に入れたくはありませんか?
手に入れたい!
本気でハンドメイドを続けたい人だけ、続きをお読みください!
時間にまつわる3つの真実
まず「時間」にまつわる真実をお伝えします。
時間にまつわる真実
- 時間は平等ではない
- 優先すべきはお金より時間
- 時間には3種類の使い方がある
後ほど如何にして1日の時間を捻出するかを解説しますが、全てこの3つがベースになっています。
真実①:時間は平等ではない
生まれながらの資産や能力に差があるこの世界で、唯一「時間」だけが平等だと思っていませんか?
え、そうでしょ…?まさか違うの!?
確かに1日24時間は誰にとっても同じ。しかし24時間のうち、自由に使える「可処分時間」には、人によって凄まじい差があります。
親の遺産が1億円ある人は、生まれながらにして「FIRE」の状態。働く必要がないので、1日の可処分時間はゆうに12時間を超えるでしょう。
FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略。投資リターンだけで生活費をまかなえる状態のこと。理論上、年間生活費の25倍の資産があればFIREできるよ
一方でそんな資産がない99%の人は、生きるために平日1日8時間働かなければなりません。通勤も考慮すると1日10時間は拘束されます。
睡眠8時間を確保すると、この時点で1日は残り6時間しかありません。ここからさらに、家事や食事やお風呂などの時間が引かれます。
普通の人の可処分時間は、1日3時間といったところでしょうか?
家族の介護を抱えている人や、小さな子供がいる親は、さらに可処分時間が減ります。かつシングルの人は、またさらに減ります。
というわけで、時間は全く平等ではないのです。
まずあなたが置かれた状況が、世間一般と比べて有利なのか不利なのかを認識しておくべきです。もし不利ならより多くを捨てて時間を作らなければなりません。
正直いうと、シンママで介護も抱えているような人だと、時間を作るのは難しいかもしれない…
真実②:優先すべきはお金より時間
人生観として、お金が第一と思っている人は少なくありません。
「いやいや」と思った人は、次の例文を読んでみてください。
【アルバイト急募!】
- 座っているだけでOK!
- ジュース飲み放題&お菓子食べ放題!
- ただし上記以外は何もしてはいけません(トイレ休憩は可)
- 時給1,500円!
- 採用条件は一切なし!
やりますか?やりませんか?
多くの人は、このバイトを割りがいいと思うかもしれません。少なくともコスパは悪くないと思うのではないでしょうか?
普通においしいバイトだよね。メッチャ楽だし
ホントにそうかな?そう思った時点で、時間よりもお金を優先していることなるよ
時間があれば、お金は後からいくらでも増やせる可能性があります。頑張り次第で、その可能性はグッと上がります。
しかし時間はどんなに増やしても1日24時間より増えません。ここだけは平等です。
小銭のために時間を犠牲にすれば、将来得られる大金を逃すことになります。いまこの瞬間、何よりも優先しなければならない資産は「時間」なのです。
お金を払ってでも時間を買う方がコスパが高いと肝に銘じよう!
真実③:時間には3種類の使い方がある
投資界隈では、お金の使い道を「消費」「浪費」「投資」の3つに分けて考えます。これは時間にも同じことが言えます。
- 「消費」
:通常の生活をする上で避けられない時間(通勤、食事の準備、掃除など) - 「浪費」
:主に楽しむために使う生活に必須ではない時間(テレビ、ゲーム、SNS、ネットサーフィン、飲み会など) - 「投資」
:将来のリターンになる活動に費やす時間(読書、勉強、副業、転職活動など)
「消費」は必要な時間ですが、外注や短縮ができないか検討しましょう。
「浪費」は優先順位をつけ、数少ない楽しみだけ残しましょう。いち早く人生を変えたいなら、思い切って一時的に全部切ってしまってもOK。
ハンドメイドに費やす時間も「投資」のひとつです。「消費」と「浪費」を減らして浮いた時間は、すべて「投資」に投下しましょう。
まとめると、「浪費」の時間はなるべく断つ。お金を払ってでも「消費」の時間を短縮させる。そうやって「投資」の時間を捻出するってこと!
時間捻出ノウハウ【ライフタイル編】
まずは、日常生活の中に潜む「時間食い虫」を見ていきましょう。
一人暮らしなら全部実践してほしいところ。家族と同居してる人は、できる範囲で取り入れてみてくださいね。
テレビを見ない
テレビの問題点は、典型的な「プッシュ型コンテンツ」であることです。
- プル型コンテンツ
:視聴者が自らコンテンツを探すコンテンツ - プッシュ型コンテンツ
:相手が一方的に発信してくるコンテンツ
プッシュ型は必要ない情報が多いから基本オススメしない!
プッシュ型コンテンツは、あなたがその情報を必要か不要かを判断することなく、一方的に垂れ流されるコンテンツを消費するだけ。
テレビは特にひどく、コンテンツの99%が、ただ視聴者をテレビの前に拘束するために作られたエンタメです。その無益っぷりは、TikTokと同レベルです。
毒にも薬にもならないコンテンツに、あなたの貴重な時間を割いている場合ではありません。
ベストはテレビを捨てること。次善はNetflixなどのVODに切り替えて、テレビ線を捨てること。VODもない方がいいですが、プル型なのでプッシュ型のテレビよりはマシです。
今ならチューナーレステレビという選択もありますね。地上波が映らないテレビなので、NHKも解約できてしまいます。我が家もこのパターンに落ち着きました。
YouTubeはあり?
テレビはダメとして、YouTubeはあり?
使い方を間違えなければ、良い学習コンテンツになるよ!
YouTubeには、プル型とプッシュ型の両方の使い方があります。
タイムラインから面白そうな動画を見たり、オススメされる関連動画を見続けるのはプッシュ型に当たります。これはテレビと同じで時間のムダです。
しかしYouTubeはテレビとは違い、素晴らしい学習教材の宝庫でもあります。
あなたが知りたいキーワードから探すプル型の使い方なら、有料級の動画教材を無料で学べます。
交友関係を見直す
交友関係が広いと、色んなお誘いを受けます。承諾すればもちろんのこと、断るにしてもやり取りに結構な時間を使います。
さて、今あなたはハンドメイドで新たな人生を歩もうとしています。おそらく古い友達の多くとは、価値観や考え方が変わってしまっているはず。
そろそろ交友関係を見直すべき頃合いではないでしょうか?
わざわざ「もう連絡しないで!」なんて言う必要はありません。あなたからは連絡を入れず、誘われても断り、だんだんとフェードアウトしていけば良いのです。
会っても昔話か仕事のグチばかり。そんな交友関係なら精算しても良いのでは?
時短家電を惜しみなく買う
時間はお金を払っても買うべきです。時短家電への出費は、消費ではなく自己投資なのです。
- 食洗機
- ドラム式乾燥機付き洗濯機
- 掃除機ロボット
- 電気ポット
あたりがオススメです。
ドラム式洗濯機は特に効果絶大!干す時間ってエグいからね
地味にポットも使えるよね。赤ちゃんのミルクはケトルよりポットのが断然ラクだったよ
ちなみに、この「時間を買う」という考え方は、家電以外でも応用できます。
もしあなたが定期的にムダ毛処理に時間を取られているなら、高いお金を払ってでも、全身脱毛をしてしまうことは、投資と言えるでしょう。
外注できるものは外注する
時間を買うという発想で、家庭内のタスクを外だしするのも有効です。
1番カンタンな外注は外食です。お金の観点からすると褒められたものではありませんが、時間を買うためならアリです。
やや抵抗あるかもしれませんが、掃除などは家事代行サービスに丸投げするのも一つの手。
家事は自分でやらなきゃいけないってのは幻想。お金で解決してもいいんだよ
そもそもモノを持たないようにする
根本的に時短を考えるなら、モノをなるべく持たないのがオススメ。いわゆるミニマリストの発想です。
一つ例を出しましょう。
愛車を買ったとします。
定期的にタイヤの空気圧をチェックしたり、バッテリーが切れそうなら必要がなくてもドライブしたりします。汚れたら週末に洗車する必要が出てきます。
自宅に停めるスペースがなければ駐車場も必要ですね。
壊れれば修理に出す必要があります。2年に1度は車検が必要です。あとは自動車保険も…
ってな具合に、何かを持つと連鎖的に様々なモノが必要になり、それぞれにメンテナンスの時間がかかるようになります。
元を絶てば、そのすべてから解放されます。
自家用車を持つなという話ではありません。モノを持つということに、正しいコスト感覚と、それなりの覚悟を持って欲しいだけです。
家族と同居している場合は、自分だけの都合でモノをコントロールするのは難しいよね。できる範囲でやっていこう
実家に頼ることは悪いことではない
実家に住み続けたり、頼ったりするのは積極的にオススメします。
世間体が気になりますか?でもそれは大きな間違い。
- 独身者が実家に住み続けるのを良しとしない風潮
- 家庭を持ったら自分の家を持つのがあるべき姿
なんて、どちらも戦後以降にできた幻想。マスコミに作られた歪んだ社会通念です。
核家族化すれば、住宅や家電がその分多く売れるからね。そういう裏があってできた作り話だよ
現代人、めっちゃ踊らされてるじゃん…
人類の祖先が誕生した700万年前からついこの間の昭和まで、人間はずっと一族同居で助け合って暮らしてきました。核家族なんてのは、ここ数十年でできた新しい概念です。
実家を頼ることに劣等感を感じる必要は一切ありません。実家が許すなら甘えてもいいんですよ。
時間捻出ノウハウ【スマホ編】
現代人にとって最大の「時間食い虫」はスマホです。ただスマホは生活インフラの一部になってしまっているので、捨てるわけにはいきません。
スマホの利点は享受しつつも、悪い部分を遠ざけるノウハウを解説します。
スマホは1人1台なので、あなたの判断だけで実践できるはず!
通知をオフにする
ピコンと通知が来るたびに、あなたは作業を中断して、スマホ画面を見ることになります。大抵は、どうでも良い知らせばかりですね。
タチが悪いことに、1度スマホに目をやると、ついでにLINEやSNSを見たくなります。こうやって、あなたの1日の時間は「チリツモ」で浪費されていくのです。
通知は、原則オフにしてください。
究極的には、「電話」以外のアプリは通知不要だと思っています。次点で、仕事に使うチャットくらいは通知オンでも良いかもしれません。
メルマガを解除する
メールアプリのバッジが増えていたので、「おっ?」とメールを開くと、いつもの読みもしないメルマガだった。
こんなシーンありませんか?
むしろ、大体それだわ!
その、あなたの人生にとって重要じゃないメールを確認する時間も、やっぱり「チリツモ」で結構な時間になっていきます。
悲しい現実ですが、不要なメルマガほどマメに送ってくるんですよね。必ずしも全てが不要ではないかもしれませんが、ざっと9割のメルマガは解除すべきでしょう。
ついでに、オススメのメール管理術もお伝えしよう!
よく「未読を常に0にしておく」という方法を聞きますね。そこからさらに一歩進んで、「残す必要がないメールは、確認したらその場で削除」を徹底しましょう。
こうすることで、あなたのメールボックスには、常に必要なアーカイブだけが残ることになります。体感だと、残すメールは20通に1通くらいですかね。
大量のメルマガがメールボックスに残っている人は、お休みの日にでも、まとめて削除してみてください。その上でこの運用を始めると、時間も心も格段にスッキリします。
SNSを遠ざける
ハンドメイド活動にはSNSも使うので、SNS自体を排除するわけにはいきません。またニュースにはないリアルな情報の宝庫でもあるので、メリットも大きいです。
しかし放っておくと、信じられないほど長い時間をSNSに吸われてしまうのが難点。
下手したら合計で1日2時間くらい使ってそうだな…
見る時間を決めるというのもいいけど、果たして守れるかどうか…
個人的には、スマホアプリからはSNSを削除し、パソコンのブラウザでSNSを使うのがオススメ。体感ではSNSに使う時間を70%くらい減らせます。
ニュースアプリを遠ざける
ニュースは「今」を知るために必要です。さすがにニュースを見るなとは言いません。
しかし、ニュースの多くは、あなたが知ったところでどうにもならないのも事実でしょう。極端に言えば、見ても見なくても、さほどあなたの人生は変わりません。
SNSと同様、スマホアプリではニュースを見ない方法が使えます。
それに加え、ニュースを見るなら信頼できる媒体に絞るべきです。Yahoo!ニュースや2ちゃんまとめのような雑多なソースは避けましょう。
ゲームアプリを遠ざける
毒にも薬にもならないゲームアプリは、もちろん削除すべきです。
が、ひとつ問題があります。これまで費やしてきた膨大なプレイ時間や課金がもったいなくて、削除したくてもできない。
削除したら、これまでの課金をドブに捨てるようなもんだからね
これは心理学で「サンクコスト効果」と呼ばれる現象。過去に投じた労力やお金がもったいなくて、やめられなくなる心理現象です。
オススメは、昔使っていたスマホにアプリとデータを移行し、いま使っているスマホからはゲームアプリを削除すること。
この方法ならアカウントは削除しないので、もったいなさは感じません。ゲームをプレイする時間は減っていき、最終的には自然消滅します。
スマホを物理的に遠ざける
スマホは魔性のデバイスです。どれだけアプリを減らしても、あればとりあえずいじってしまいます。
自分の理性に期待しても分が悪いので、物理的にスマホを遠ざけるのがオススメ。玄関や洗面所など、メインで過ごさない部屋にスマホを置くのが良いでしょう。
ボクの場合、自宅の1階が仕事場で、2階が生活スペースになっています。自分ルールで、スマホは2階に持っていかないようにしています。
時間捻出ノウハウ【仕事編】
本業の仕事がある人は、1日でもっとも多くの時間を費やしているのが仕事。それだけに多くの時間を捻出できるポテンシャルを秘めています。
もしあなたが本業の仕事でキャリアを歩んでいきたいなら、これから紹介するノウハウは実践しづらいかもしれません。
逆にいまの本業は生活費のためと割り切り、将来はハンドメイド一本でやっていきたいと思うなら、ぜひとも実践してください。
本業の残業は原則0に
どんな職場であっても、残業は0になるように仕事量をコントロールしましょう。一言で片付けられるほどカンタンではありませんが、これはマストでクリアしてください。
職場によっては残業が当たり前で、自分だけ早く帰ると雰囲気が微妙になるケースもあると思います。
そういう場合は、もう定時退社キャラを演じるしかない!
時間外の会議は断ったり、時間外のメールは返信しないなどして、付き合いの悪いキャラを演出してください。外出があるなら、アポを夕方に入れて直帰するのも◎。
どうしても残業が避けられないなら、転職も視野に入れましょう。残業0はそれくらい重要なファクターです。
リモートワークに切り替える
デスクワーク中心の職場なら、リモートワークできるように調整しましょう。
出勤時間を0にできるメリットもさることながら、上司や同僚から気軽に話しかけられなくなるのもメリットです。
自分のペースで仕事がしやすくなるので、残業削減にもつながります。
リモートワークありの職場に転職を考えても良いレベル!
勤務先の近くに引っ越す
実際のところ、出勤しなきゃいけない職場の方が多いと思います。ならば、通勤時間短縮のために、職場の近くに引っ越すのは超オススメ。
ドアツードアで片道1時間、往復2時間あたりが多いと思いますが、これだと月40時間以上を通勤時間に費やしていることになります。
メチャクチャもったいないねー
職場の近くは家賃が上がるでしょうが、時間は買ってでも欲しいです。自己投資と思って、引っ越しを検討しましょう。
家族と同居だと難しい判断だけど、一人暮らしなら迷わずGO!
雇用契約から業務委託契約に切り替える
正社員である以上、基本的には「1日8時間×週5日」は拘束されてしまいます。業務時間内に、ハンドメイド活動をするわけにはいかないでしょう。
(契約の仕方にもよりますが)業務委託契約に切り替えれば、あなたが会社に捧げるのは「時間」ではなく、あくまで「業務」になります。業務さえこなせば、他の時間に何しようが自由。
実働を1日5時間にすることもできるでしょう。あるいは、実働は週3日にして、まる2日フリーの時間を作ることもできるかもしれませんね。
これ、サイコーやん!!!
おそらく収入は下がらないと思います。業務委託の方が、会社側が負担するコストが下がるので、あえて下げられる理由がありません。
社保から国保に変わって、保険料負担が増える可能性はあります。その代わりに経費が使えるようになるので、正味の手取りはあまり変わらないケースが多いと思います。
一応、次のようなデメリットがあることは言っておきます。
- サラリーマンとして出世するキャリアには不利
- 雇用契約じゃないので、いつでも切られる可能性がある
キャリアについては、いつか独立するつもりの人には関係ないでしょう。
いつでも契約を切られる可能性があるのは、受け入れなきゃいけないリスクです。「独立までの腰掛けステージ」と割り切って、早めにハンドメイドで稼ぐのが吉ですね。
どんな会社でもできるわけじゃないけど、あなたが抜けると支障がある職場なら、聞いてくれる可能性は高いんじゃないかな?
本業を辞める
もしハンドメイド作家として独立を目指すなら、最終的には本業を辞めることになるでしょう。
1日8時間以上の労働が一気になくなるので、これ以上の時短はありません。効果は絶大です。
とはいえ生活費は工面しなきゃいけないので、これまで紹介してきたノウハウのように、いますぐ実践はできません。
ただ、なるべく本業を早く辞めるためのヒントはあります。
生活コストを下げることです。生活コストが下がれば、ハンドメイドの収入が少なくてもなんとか食べていけるかもしれません。週3のバイトに切り替える手もあります。
贅沢をガマンしたり、田舎に引っ越したり、実家暮らしを選んだり。ってか?
本意ではないかもしれないけど、痛みを受け入れれば時間は圧倒的に捻出できるよ
「投下時間」×「集中力」=「行動量」
実は「時間」さえ作れれば良いわけではありません。
「集中力」が切れていると、いくら時間をかけても作業が進みません。
行動量の公式
「投下時間」×「集中力」=「行動量」
集中力の源は、脳の前頭葉から出る「ウィルパワー」であると言われています。
ウィルパワーは体力と同じように、使えば使うほど減っていき、使い果たすとヘロヘロにバテてしまいます。
集中力は、充電電池みたいなもの。気合いではどうにもなりません。科学的なアプローチで集中力をキープしましょう!
コツ①:朝イチがゴールデンタイム
ウィルパワーは眠ると回復するので、朝イチは集中力MAXの状態です。
徹夜で仕事したことがある人はわかると思いますが、何時間もかけた割にあんまり進まないですよね?あれはウィルパワーが切れてるからなんです。
だから夜遅くに作業するよりは、早く寝て朝イチに作業した方がいい仕事ができますよ。
21時就寝、5時起床を目指そうかな!
もし夜に作業するなら、梱包のような集中力がなくてもできる仕事がオススメ!
コツ②:睡眠は削らない
ウィルパワーは睡眠で回復するので、睡眠を削るのは御法度です。
集中力が下がるのでパフォーマンスも落ちますし、カラダを壊しては元も子もありません。
大マジメに言いますが、睡眠時間を削るくらいなら、引っ越しや転職で時間を捻出する方が先です。
1日7〜8時間の睡眠時間はキープしよう!
できる環境ならシエスタ(軽い昼寝)もオススメ!
コツ③:食事(特に糖分)を除かない
眠る以外にウィルパワーを回復させるのが食事。厳密には脳の栄養になる糖分です。
だから食事は抜くべきではないし、炭水化物を取らないのもNGです。
茶色い炭水化物を食べよう!
ここでさらにコツがあります。炭水化物は、茶色いものがオススメです。
炭水化物には、血中の糖の吸収スピードを示す「GI値」という指標があります。
高GI食品 | 低GI食品 | |
---|---|---|
特徴 | 食後に眠くなりやすい 太りやすい | 食後に眠くなりづらい 太りづらい |
見分け方 | 精製されているので白い | 精製前なので茶色い |
例 | 白米 うどん 白パン | 玄米 全粒粉の麺 全粒粉のパン |
GI値が低い炭水化物なら、集中力をキープしつつ、眠気や肥満といったネガティブな要素を軽減してくれます。
食パンみたいに表面だけ焼けて茶色いんじゃなくて、中まで茶色いってことね
ついにメシの内容にまで口を挟んできたか
すきま時間も有効活用しよう
移動中で電車に乗っている時間、ご飯が炊けるまでの手持ち無沙汰の時間。こういった「すきま時間」は、チリつもでけっこうな量になります。
すきま時間を有効活用できれば、あなたが1日のうちで使える時間を増やせます。
ただすきま時間には、
- 発生する場所を選べない
- 細切れの時間は集中力が必要なタスクに向かない
という2つ問題があります。
すきま時間は、物理的に作品制作が難しいケースが多いと思います。これはどうしようもありません。
また脳の仕組み上、タスクを切り替えるたびに集中力が削がれていきます。まとまった時間を必要とするタスクも向きません。
- お客さんへのメッセージ返信
- SNSの更新
- 読書や勉強などの情報収集
といった、軽いタスクに取り組むのがオススメです。
または、意思を持って「すきま時間は、休憩時間にする」というのも一つの手です。
とにかく無意識のうちに過ぎていく時間がもったいない!
「すきま時間」の使い方を意識してみてね
まとめ
ボクもサラリーマン時代は副業してたから、時間作りには苦労したよー
色々やめてたよねー。マンガとかアニメとかゲームとか
実際にやめてみると、意外と平気だったってオチだけどね
この記事をまとめましょう。
「時間」について持っておくべき認識
- 自由に使える時間は平等ではない
もし使える時間が少ないなら、より多くを捨てて時間を捻出しなければならない - 優先すべきは、圧倒的に「時間>お金」
お金を払ってでも時間を買う方がコスパが高いと心得る - 時間には「消費」「浪費」「投資」の3種類の使い方がある
「消費」と「浪費」を減らし、その分を「投資」に全投下すべし
「浪費」の時間はなるべく断つ。お金を払ってでも「消費」の時間を短縮させる。そうやって時間を捻出しましょう。
そして「時間食い虫」は、大きく3つのシーンに潜んでいます。
日常生活から時間を捻出する方法
- プッシュ型コンテンツの代表格であるテレビは見ない
- 価値観や考え方が合わなくなった古い交友関係を見直す
- 時短家電は投資だと思って惜しみなく買う
- 外注できる家事は外注する。自分でやらなきゃいけないわけじゃない
- モノを持つほどメンテナンス時間が増える。そもそも持たないのがベスト
- 頼れる間柄なら実家を頼っても良い
スマホに使う時間を減らす方法
- 通知は原則オフにする
- メルマガは基本解除。「未読0」と「残す必要がないメールは即削除」を徹底
- SNSを遠ざける。パソコンで見るのがオススメ
- ニュースアプリを遠ざける。Yahoo!ニュースなどの雑多な媒体はやめよう
- ゲームアプリを遠ざける。削除がもったいなければ、古い端末にデータ移行
- スマホを物理的に遠ざける。メインで過ごさない部屋に置くのがオススメ
本業に費やす時間を減らす方法
- 本業の残業は原則0に。残業しないキャラ作りが大事
- できる職場ならリモートワークに切り替える
- 高い家賃を払ってでも勤務先の近くに引っ越す
- 雇用契約から業務委託契約に切り替える
- 最終的には本業を辞める。生活コストを下げれば早く辞められる
全部実践しなくてもいいですが、あれもこれもと残していては何も変わりません。どこかで痛みを受け入れなければ、新たな時間は作れないと肝に銘じましょう。
スマホは自分だけの話なので、誰でもすぐに実践できますね。
どれもインパクト大きいけど、1番はやっぱり本業の仕事。もし専業ハンドメイド作家を目指すなら、時間を作るために転職も視野に入れてほしいです。
また投下する時間も大切だけど、集中力も大事。両輪で考えましょう!
「投下時間」×「集中力」=「行動量」
- いくら時間をかけても、集中力が切れていると全く作業が進まない
- 朝イチがもっとも集中できる時間帯
- 睡眠時間は削ってはいけない。削るくらいなら引越しや転職を考えよう
- 炭水化物を抜かない。茶色い炭水化物なら眠くならないし太らない
集中力は有限。気合いではどうにもならないと心得てくださいね。
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