現役専業ハンドメイド作家の奥さんのマーケティングやってます♪
ハンドメイド作家は、minnneやCreemaといった販売プラットフォームに出品する機会が多いと思います。
そこで気になるのが、検索結果のアルゴリズム。
お客さんは「ピアス」とか「パール」といったキーワードで作品検索するわけですが、どうやって検索表示のランキングを計算しているのか?
検索結果の上位に表示されれば、インプレッション(見てもらえる回数)が増えるので、あなたの売上は確実に上がります。
その方法がわかれば苦労しないんだけどねぇ
どんなサービスも検索アルゴリズムはブラックボックス
外部の人間が100%理解することはできないんだな
ただプラットフォーム側(minneやCreemaの運営)が望んでいること理解しつつ、実際の検索結果を観察すると、どんなアルゴリズムで計算されているかなんとなく想像できるんですね。
ちなみにボク自身はWebメディア運営もしています。世界で1番洗練されたGoogleのアルゴリズムを数年にわたって観察してきました。
おそらくminneとCreemaの検索アルゴリズムにも、Googleと似たようなアルゴリズムが、かなり初歩的な形で実装されていると思われます。
この記事では、minneやCreemaで間違いなく検索順位が上がる方法を解説します。
とりあえず、この内容を押さえておけば、平均点以上は取れるよ
ぜひ最後までチェックしてみてね!
【SEOの基本】運営のビジネスモデルを理解しよう
検索順位を上げたかったら、運営のビジネスモデルから紐解く必要があります。これはどのプラットフォームでも同じこと。
ちなみに「ビジネスモデル」なんて言われると、難しそうに聞こえますが、別に難しい話は出てきません。安心して読み進めてくださいね。
SEOとは?
「検索順位を上げる方法」のことを、ネット業界では「SEO」と呼びます。よく出てくる用語なので、ここで覚えてしまいましょう。
単に「SEO」あるいは「SEO対策」と言った場合は、Google検索で上位を取る方法をさしますが、どのプラットフォームにもSEOは存在します。
ちなみに、「Search Engine Optimization」の略。日本語では、「検索エンジン最適化」という意味になります。
この記事で紹介しているのは、minneやCreemaのSEO対策だよ!
検索アルゴリズムはビジネスモデルと蜜月の関係
SEO対策をする上で、大前提になってくるのがプラットフォームのビジネスモデルです。
プラットフォームにとって、都合が良い検索アルゴリズムになっています。
つまり運営が儲かるようなアルゴリズムになっているということです。
ここを理解していると、ブラックボックスのはずの検索アルゴリズムでも、大まかに想像できるようになる!
minneとCreemaのビジネスモデルは?
minneやCreemaは、売り手と買い手をマッチングするマーケットプレイス型のプラットフォームですね。
取引が成立すると、取引価格から10%ほどのマージンを徴収するビジネスモデルです。「総取引額×10%」が運営の儲け。
だから、プラットフォーム上の総取引額が最大になるように、検索アルゴリズムが組まれているはずですね?
それはまぁ理解できる
けど、そこから何がわかるの?
じゃあ次の章で、具体的に考えてみよう!
minneやCreemaにとって都合の良いアルゴリズムとは?
minneもCreemaも、取引額が最大になるように検索アルゴリズムが組まれているはずです。
では、どういうアルゴリズムなら取引額が最大になるのかを考えてみましょう。
取引額が最大になるアルゴリズム
- 売れる作家を優遇する
- リピートされやすい作家を優遇する
- 新しい作家の発見可能性も残しているはず
- 売れる作品を優遇する
- 売れやすいページ構成の作品を優遇する
- 検索キーワードとの関連性が強い作品を優遇する
- クリック率の高い作品を優遇する
ここを掘り下げていくと、何をすれば検索順位を上げられるかが見えてきます。
ニュアンス的には、「映画の上映回数」と似ている
上映回数が多いのはどんな映画か?上映回数が多いままの映画と、減っていく映画は何が違うのか?
売れる作家を優遇する
Google検索では、サイト運営者の「信頼性」や「権威性」が、検索アルゴリズムに使われています。信頼できる筋の情報が優遇されているということですね。
ハンドメイドの文脈に戻しましょう。
ここで重要なのは、「何を売っているか?」だけでなく、「誰が売っているか?」が見られていることです。
新作が売れるかどうかは誰にもわかりませんが、売れている作家の新作なら、きっと売れるだろうと予想できます。
同じような作品であっても、販売実績が豊富な作家が、優先的に上位表示されると考えるのが自然でしょう。
リピートされやすい作家を優遇する
マーケティングの世界でよく知られる「1対5の法則」によれば、新規のお客さんに売るのは、既存のお客さんにリピートしてもらう5倍大変です。
逆に言えば、リピートの方がラクに売れるわけですから、リピート率が高い作家ほど、安定して販売を伸ばしてくれるだろうと想像できます。
仮に現時点の販売実績はそれほど大きくなかったとしても、リピート率が高い作家は、上位表示されやすくなると考えられます。
新しい作家の発見可能性も残しているはず
ここまでの話だと、既存作家が圧倒的に有利で、新人作家はチャンスがないように感じてしまうかもしれませんね。
でもそうでもないんです。
ぜひリアルの雑貨屋さんやアパレルショップを想像してみてください。いつ見てもラインナップが同じだと、もう行かなくなっちゃいますよね?
新しい発見があるからこそ、お客さんは何度も見に来てくれるわけです。
既存作家が有利なのは間違いありませんが、新しい作家が見られる枠は、ちゃんと残してあると考えるのが自然でしょう。
売れる作品を優遇する
当然、売れている作品は、上位表示されやすいはず。ベストセラー本が平積みされるのと全く同じ話です。
ハンドメイドは一点ものも多いですが、形が決まっていて在庫販売できるものもありますよね。
過去に売れているほど、その作品は検索上位に表示されて、もっと売れるようになるはずです。
売れやすいページ構成の作品を優遇する
作品が売れるかどうかは、作品そのものだけでなく、販売ページの出来の良し悪しにも影響を受けます。
基本的な考え方として、情報が少ないよりは、多い方が売れやすくなります。
お客さんが安心して購入できるよう、丁寧で情報量が多い作品ページが優遇されると考えられます。
検索キーワードとの関連性が強い作品を優遇する
これはGoogle検索でも超基本的な考え方です。
例えば、「ウェディングブーケ」と検索したら、そのお客さんは当然ウェディングブーケが欲しいわけです。
「ウェディングブーケ風のブローチ」とか「ウェディングブーケにピッタリの花瓶」が出てきても、きっと買ってもらえません。
何かしらの形で、検索キーワードとの関連性を測るアルゴリズムが仕込まれていると考えるのが自然でしょう。
クリック率の高い作品を優遇する
クリック率が低い作品を上位に表示させてしまうと、運営側の機会損失になってしまいます。
クリックされていないことには売れないわけですから。売れないお店を、一等地のテナントに入れたくないのと同じ話です。
売れる以前に、「クリックされているか?」も考える必要があるでしょう。
なおクリック率は、先に説明した「キーワードとの関連性」によるところも大きいです。クリック率から、キーワードとの関連性を測っている可能性も大いにあります。
検索上位が絶対に上がる12のアクション
ここからは、肝心の具体的なアクションに入っていきます。
minneもCreemaも、検索アルゴリズムはブラックボックスですが、「これは間違いなく上位表示に影響する」というアクションがあります。
検索上位が絶対に上がるアクション
- お客さんが欲しがる作品を作る
- 売れた作品ページで再販する
- 作品名に検索キーワードを含める
- 検索キーワードを掛け合わせる
- 作品名を魅力的にする
- 作品説明は文字数の上限ギリギリまで
- トップ画像を魅力的にする
- 作品画像を増やす
- お気に入りを集める
- 高レビューを集める
- 適度に新作を公開する
- 同じカテゴリーで複数アイテムを出品する
いずれも、前章で解説した「取引額が最大になるアルゴリズム」に沿ったアクションです。
ちなみになぜ間違いないと言い切れるかというと、
- 実際の検索結果がそうなっているから
- GoogleのSEOで絶対不変の対策だから
です。直接的か間接的かはさておき、プラスの効果が出ることを保証します。
おー、大きく出たねぇ
もちろんこれが全てとは言わない
けど、論理的にはこうならなきゃおかしいからね
1.お客さんが欲しがる作品を作る
当たり前すぎて、言うのもはばかられるのですが、やはりお客さんに売れる作品を作ることが1番のSEO対策です。
これはGoogle検索でも同じ。やはり検索ユーザーの知りたいニーズに、より的確に応えられるページが上位に表示されます。
要するに「商品設計をちゃんとしようぜ」ってことなんですが、ここでこの話を深掘りすると日が暮れてしまいます。
ここでは、「1周回って、売れる作品作りが1番!」ということだけ押さえておいて!
2.売れた作品ページで再販する
売れている作品を同じページで再販し続けると、長いこと検索上位をキープできる傾向があります。
おそらく作品の販売ページにスコアのようなものがあって、売れれば売れるほどスコアが上がるようになっているのではないでしょうか?
実際に、何度も売れている販売ページは、上位に表示されています。
逆に同じ販売ページを使い回していない一点物は、検索上位表示にはやや不利に働いているかもしれません。確信はありませんが、見ている限りそんな気がします。
作品が一点物じゃなければ、積極的に販売ページを再利用しよう!
3.作品名に検索キーワードを含める
作品名に、適切な検索キーワードを含めるのは、SEOの基本中のキホンです。
適切なキーワードとは、お客さんが実際に検索するキーワードで、かつ作品と関係するキーワードです。
なお同義語は、拾ってくれるか怪しいので、お客さんがよく使うワードを使いましょう。
例えば、「ブーケ」「bouquet」「花束」なら、「ブーケ」を使うのが一般的だと思います。
4.検索キーワードを掛け合わせる
「ピアス」や「ネックレス」のような範囲の大きいキーワードだと、競合が多すぎて上位表示するのは至難の業です。その努力は、きっと報われません。
Google検索で個人サイトを上位表示させるなら、キーワードを掛け合わせが必須。2語以上のキーワードを掛け合わせることで、競合をグッと減らすことができます。
キーワードの掛け合わせは、弱者の基本戦術だ!
例として、minnneで「ピアス」を検索したときの競合数を調べてみました。
- 「ピアス」:1,260,302点
- 「ピアス 大ぶり」:115,315点
- 「ピアス つけっぱなし」:6,995点
- 「ピアス 金継ぎ」:1,920点
- 「ピアス 金継ぎ パール」:229点
競合が100万点もあったら、上位表示は絶望的ですね。販売実績がボチボチあれば、1万点以下でも上位表示の芽はありますが、それでも厳しい戦いだと思います。
できれば、1,000点以下まで絞れるといいですね。
もちろん検索するお客さんの頭数は減ります。しかし頭数を減らしたとしても、上位表示された方が、インプレッション(露出)は確実に増えます。
なお、「キーワードを掛け合わせる」は、「ターゲットを絞る」と同じ意味になります。
ターゲットを深掘りするからこそ、2語目以降のキーワードが出てくるわけですから。ターゲットを絞れば、競合は自ずと減っていきます。
ちなみに、超ビッグワードの「ピアス」は掛け合わせ必須ですが、マイナーな商品ジャンルなら、掛け合わせなくても1,000点以下まで絞れるケースがあります。
例えば、「アドベントカレンダー」は、279点だったよ
それくらいなら、下の方だったとしても見てもらえそうだね!
5.作品名を魅力的にする
検索アルゴリズムは人間じゃないので、作品名が魅力的かどうかはわかりません。
しかし、作品名が魅力的であれば、クリック率が上昇するので、間接的にSEOにプラスの効果があります。ちなみにGoogle検索でも同様です。
6.作品説明は文字数の上限ギリギリまで
Google検索では、文字数が多いページほど検索上位に表示されます。
実際には文字数そのものを見ているわけではなく、文字数が多い方が、結果的にユーザーニーズを満たせるからという理屈です。
minneやCreemaも文字数そのもので評価はしていないと思いますが、やはり似たような結果になっているように感じます。
文字数が多いほど、キーワードの登場回数が増え、また関連する他のキーワードも拾いやすくなります。網羅的な情報でお客さんが買いやすくなるのもプラスに働きます。
文章が苦手な人も多いと思うけど、本気で売りたいなら、上限ギリギリまで書くのがオススメ!
7.トップ画像を魅力的にする
トップ画像が魅力的かどうかは、おそらくアルゴリズムは判断できないと思います。
しかし、トップ画像が魅力的だと、クリック率が上がるので、間接的にSEOにプラスの効果があります。
トップ画像は加工しすぎない方が良い?
楽天なんかだと、トップ画像をガッツリ加工・装飾しています。キャッチコピーやブランド名を載せたりしています。やはりその方が売れるんでしょう。
ただし、ことハンドメイドに限っては、トップ画像を加工しすぎない方が賢明かもしれません。
まず第一に、画像を加工しすぎると商業臭が強くなりがちです。楽天ならそれでも良いのですが、ハンドメイド販売だと悪目立ちするんですよね。
実際に試してみたことがあるんですが、思いのほか反応が悪くてやめました。
プロっぽい画像が、SNSで意外とウケないのと似ているかもね
第二に、「特集」に載りづらいです。特集とは、minneやCreemaの中の人が、作品をピックアップして専用ページで紹介してくれる制度。
売る気満々で装飾された画像は、中の人からすると特集には採用しづらいですね。またバナーなどに加工する際も、その装飾が邪魔になります。
ちょっと古いけど、特集に関するminneの公式見解があるから参考にしてみて!
8.作品画像を増やす
画像の枚数自体が、検索アルゴリズムに使われているかは微妙なところ。おそらく単純な枚数は、関係ないと思います。
ただし、画像が多いほど、お客さんは作品をしっかり吟味できるので、買ってもらえる確率は上がります。間接的には、SEOに間違いなく効果ありです。
なお枚数自体が大事なのではなく、あくまで、作品を多角的に知ってもらうために枚数を割く必要があるという話です。特に着画は必須!
同じような写真を何枚もアップしてる作家さんを目にするけど、そういうのは意味ないよ
9.お気に入りを集める
お気に入り数が多い作品ほど、検索上位に表示されています。これは結構効いている実感があります。
おそらく、お気に入りの数が、実際の販売成立と相関があるからなんでしょう。
確かに検索結果の上の方って、お気に入りの数が多いもんね!
10.高レビューを集める
レビューの良し悪しや数は、リピート率と相関があると考えられます。
高評価レビューを集めている作家さん(あるいは作品)ほど、上位表示されやすいと考えられます。これも実感があります。
minnneやCreemaの場合、レビューは星5がキホンです。星4ならちょっと不満、星3なら結構不満があったということになります。
ただ全体を眺めていると、ほどんどの作家さんはレビューの星には困っていなそうだけどね
差がつくのは、レビュー数の方。ただレビュー数は作家歴にもよるので、必ずしもレビューが多い作家だけが上位表示されているようには見えません。
実際には、レビュー率の方が見られているように感じます。
11.新作を公開する
Google検索には、「フレッシュネス」と呼ばれる指標があります。
更新日の新しいページが優先的に上位に表示されます。また、頻繁に更新されているサイトの方が、全体的に上位表示されやすい傾向があります。
minneやCreemaも大体同じ。新規出品された作品ほど、上位に表示されています。
同じ作品ページで売れ続けているなら引き続き上位表示されますが、売れないと時間の経過と共にどんどん順位が落ちていきます。
新作アップも、検索順位にかなり効いてるように見えるね!
12.同じカテゴリーで複数アイテムを出品する
Google検索には、「専門性」という指標があります。専門性を測るための重要な要素の1つが、「数」です。
- 「グルメ全般を紹介しているブログ」
- 「ラーメンに特化しているブログ」
があるとしましょう。
ことラーメンに関する記事数で言えば、ラーメン特化ブログの方が多いはず。よって、ラーメンにキーワードなら、ラーメン特化ブログの方が上位表示されやすくなります。
Instagramにも「ジャンル認知」という考え方がある。同じジャンルの投稿を一定数続けることで、そのジャンルで表示されやすくんだ
これも、「専門性」を見られているわけね!
ハンドメイド作品なら、同じカテゴリーの作品をなるべく多く出品している方が、SEO上は有利と言えるでしょう。
「作家始めたての頃は、毎日出品しましょう」という話も聞いたことがあります。
これ正確には、「なるべく早くアルゴリズムに専門性を認知してもらいましょう」という話です。「毎日」の部分はわかりやすいだけで、実際にはさほど意味はありません。
また人気作家さんでも、片手間でやってるサブ作品は上位に表示されないケースも多いはず。売れ筋作品と違い、出品数が少ないことが原因の1つとして考えられます。
とは言え、「数」だけを追うのはクリエーターのすべき仕事ではありませんね。無理に増やすのではなく、自然と増やせる作品バリエーションを意識するのがオススメです。
正直わからない部分も結構ある
ここまで偉そうに語ってきましたが、実際のところ、「なんでこの作品が上に来てるの?」と思うことは少なくありません。
レビューはほとんどないし、(失礼ながら)作品自体もそれほど魅力的じゃない。だけど、割と長く上位にいる作品もあるんですよね。
あるある。「なんでわたしがコレの下なの?」って
この辺りの理由は、正直よく分かりません!
ボクが理解できていないだけで、全く別の変数が組み込まれているのかもしれません。
新人作家が入ってこないといつかオワコンになるから、応援の意味で上げてるのかもしれませんね。TikTokはそんな感じのアルゴリズムになっています。
検索アルゴリズムは気にしすぎないで!
最後に大事な話をします。
この記事で書いている以上に、検索アルゴリズムを深追いすることはオススメしません。
その理由を解説しておきます。
検索アルゴリズムの歴史
検索アルゴリズムの王様は、もちろんGoogle。時代も先頭を走るGoogleアルゴリズムの歴史を振り返れば、他のプラットフォームで先々どうなるか予想できます。
まず検索順位を上げるSEOには、次の2種類があります。
- ホワイトハットSEO
ユーザーニーズを第一に考え、運営が望む形で検索順位を上げるやり方 - ブラックハットSEO
アルゴリズムの穴を突き、運営が望まない形で検索順位を上げるやり方
検索アルゴリズムが未熟だと、「ブラックハットSEO」の方がコスパが良かったりします。
ずいぶん昔の話ですが、Google検索でも、
- メチャクチャな文章でとにかく長文にする(長文ほど有利なアルゴリズムだったので)
- 文章中にキーワードを強引に差し込む(キーワード登場回数が多いほど有利アルゴリズムだったので)
といったズルいやり方が横行していました。
しかし、悪意のあるハックに汚染された検索結果は、Googleの望むところではありません。
検索上位が品質の低いページで埋め尽くされてしまうと、誰もGoogleで検索してくれなくなってしまうからです。当然Googleの中の人は、放っておきませんね。
現在のGoogleの検索アルゴリズムは、「ブラックハットSEO」が入り込む隙がほとんどなくなりました。
善良でユーザーに有益なページを作る「ホワイトハットSEO」が今の主流です。
Google先生の言うことを忠実に実行する「優等生」が、検索上位に表示されるようになったという結末だね
他のプラットフォームもこうなるよって話か
ハッカーよりも優等生に!
1つの伝えておきたい事実があります。
「ブラックハットSEOの後には何も残らないが、ホワイトハットSEOはこの先もずっと積み上がっていく」という事実です。
検索アルゴリズムはいたちごっこの世界。誰かが穴を突こうとすれば、運営側はその穴を塞いできます。
必死に調べてアルゴリズムの穴を突いても、その賞味期限は想像以上に短いのです。そして賞味期限が切れたノウハウは、ただのゴミ。後には何も残りません。
一方で、ホワイトハットSEOは、お客さんを満足させるためのアクションが、結果的にアルゴリズムに有利に働くというもの。その努力は、ずーっと積み上がっていきます。
ハンドメイド作家は、なんと言っても作品制作が仕事です。
刹那的な利益を狙って、アルゴリズムのハックに力を入れるべきではありません。それよりも、お客さんを満足させる優等生を目指すべきです。
この記事で紹介したノウハウは、全部ホワイトハットSEOだよ。安心して取り組んでね!
まとめ
今回は、検索順位を上げる方法を解説してみた!
どうだったかな?
思ってたより地味だったかな?
検索順位とか関係なく、やるべきことをやるって感じで
GoogleのSEOもそんな感じだよ
優等生になることが、1番の対策なんだよね
この記事をまとめます。
SEOの大前提
- 検索結果で上位を取る方法を「SEO」と呼ぶ
- 検索アルゴリズムは、運営が儲かるようにできている
- minneやCreemaは、総取引額が最大になるアルゴリズムが組まれている
ハンドメイド販売で想定されるアルゴリズム
- 売れる作家を優遇する
- リピートされやすい作家を優遇する
- 新しい作家の発見可能性も残しているはず
- 売れる作品を優遇する
- 売れやすいページ構成の作品を優遇する
- 検索キーワードとの関連性が強い作品を優遇する
- クリック率の高い作品を優遇する
ハンドメイド販売で検索上位を取る方法
- お客さんが欲しがる作品を作る
- 売れた作品ページで再販する
- 作品名に検索キーワードを含める
- 検索キーワードを掛け合わせる
- 作品名を魅力的にする
- 作品説明は文字数の上限ギリギリまで
- トップ画像を魅力的にする
- 作品画像を増やす
- お気に入りを集める
- 高レビューを集める
- 適度に新作を公開する
- 同じカテゴリーで複数アイテムを出品する
裏ワザみたいなハックを期待していた人も多かったのではないでしょうか?
検索アルゴリズムは完璧じゃないので、そこを突けば順位が上がるような裏ワザもあるんだと思います。いやどこかには間違いなくあるでしょう。
しかしアルゴリズムの穴を狙うやり方は、運営にとっては望まない方法。そのうち穴は塞がれてしまうでしょう。そうなっては、努力は水の泡です。
検索アルゴリズムは深追いせず、お客さんの利益になる行動で検索順位を上げていきましょう!
検索順位が全てではない
minneやCreemaで検索上位を取るのは、初心者でも「インプレッション(=作品ページの閲覧数)」が取りやすい施策と言えるでしょう。
しかし、minneやCreemaで検索上位を取るのは、インプレッションを上げる1つの方法に過ぎません。それが全てではないということも知っておきましょう。
例えば、
- SNSでフォロワーを増やす
- メルマガ登録者を増やす
- 広告でインプレッションを買う
といった方法でインプレッションを取っても良い訳です。
自分にあった方法で、インプレッションを確保していきましょう。
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