現役専業ハンドメイド作家の奥さんのマーケティングやってます♪
minneやCreemaに出品している作家さんは、「特集」に敏感ですよね。特集に載るか載らないかで、一喜一憂しています。
ハンドメイド作家のうちの奥さんは、もはや数えるのをやめてしまいましたが、累計で10回以上は特集掲載されていますね。minne・Creema共に経験ありです。
どうすれば特集に載るかのノウハウはあります。この記事でも解説しています。
ただ、個人的には、あえて特集掲載を狙いに行く必要はないと考えています。
すべきことをキチンとやって、ノミネートされるかどうかは気にしない。されたらラッキーくらいの感覚で良いでしょう。
わたしも、もう特集は全然意識してない!
「あ、今回選ばれたんだ」くらいの感覚だよ!
特集に載るか載らないかは、ハンドメイドビジネス全体の中では「枝葉」の話。言っちゃ悪いですが、優先度は低いです。
「ここまでやっておけば十分。あとは運営の采配に任せよう」というラインをお教えします。
この記事を読んで、特集掲載との付き合い方を学んで欲しい!
minne・Creemaの特集掲載の仕組み
まず、知らない人のために、minne・Creemaの「特集」という仕組みについてお話ししましょう。もう知っているよという人は、この章はスキップしてください。
minneやCreemaには、雑誌の特集のように、季節やトレンドに沿った作品をピックアップして紹介するコーナーがあります。これが「特集」です。
大体月に1回くらいの頻度で、新しい特集が掲載されます。
特集のバナーは、アプリやWEBサイトの目立つ位置(1番上)に置かれるので、多くのお客さんが、特集掲載作品を見に来てくれます。
特集に掲載される流れ
作品が特集に掲載される際は、事前に「xx月xx日の特集に掲載予定です」と、メールで連絡が来るケースが多いです。
上手くハマると多くの注文が入る可能性があるため、「捌けるように、在庫の準備しとけよ?」という運営からのメッセージです。
前日に連絡が来ることもあって、この場合は在庫を増やす時間はありません。
どちらかと言うと、「特集に載るから販売をクローズにしないでね」あるいは、「SNSで特集を拡散してね」という、控えめなメッセージと受け取れば良いでしょう。
ただ、事前連絡が来ない場合もちょいちょいあります。「ん?何かいつもより見られてるぞ?」と思ったら、実は特集に載っていた。なんてケースもよくありました。
掲載されると、初日にドーンとアクセスが増えるよ!
特集掲載されることのビジネス的な意味
ハンドメイド界隈の発信を見ていると、「特集に載るためには〇〇が大事!」と、方法論ばかりが強調されていて、「なぜそうするのか?」という目的は触れらていません。
「ファン作りのため!」とか言う人もいますが、これはビジネスをよくわかっていない人の発言ですね。もっと分解して考えなければ、本質は見えてきません。
インプレッションの獲得
「特集掲載」は、インプレッション稼ぎです。これ以上も以下もありません。これが全てです。
モノがどれだけ売れるかは、次の計算式で求められます。
「モノがどれだけ売れるか」を導く公式
①インプレッション数 × ②クリック率(CTR) × ③コンバージョン率(CVR)
= 売上個数
3つの変数の意味
- インプレッション
表示回数のこと。お客さんの目に、どれだけ商品が露出したかを測る - CTR(Click Through Rate)・クリック率
販売ページをクリックする確率。つまり、販売ページの閲覧率とも言える - CVR(ConVersion Rate)・コンバージョン率
成約率。ハンドメイドであれば、販売ページから購入される確率
計算の「母数」に当たる「インプレッション」が増えれば、それだけ売れる数も増える。こういうことです。
「集客」という言葉を使うケースもありますが、やや定義が曖昧になりがち。ここは厳密に、「インプレッション」と表現した方が正確です。
「特集掲載」は、「インプ稼ぎの一手段」と覚えておこう!
お気に入り登録が増える
実は、特集に載ったからといって、必ずしも作品が売れるとは限りません。
確かに母数の「インプレッション」は増えるのですが、主に「CVR(成約率)」が低いせいで、結果売れないパターンも往々にしてあるからです(後ほど詳しく解説する)。
しかしボク(というより奥さん)の経験上、特集に載れば、「お気に入り登録」は間違いなく増えます。
お気に入り登録は、鳴り止まない感じになるね!
お気に入りに登録されると、検索アルゴリズムに評価されて、検索順位が上がる可能性があります。
アルゴリズムは公開されていないので、「可能性」という言葉を使いましたが、お気に入り登録が検索アルゴリズムに好影響を与えるのは、十中八九間違いないでしょう。
結果として、直接特集から流入するインプレッションだけでなく、検索流入からのインプレッションも増加することになるわけです。
結局、どこまで行ってもインプなんだね
そゆこと。これくらいドライに捉えた方が、本質を見失わないで済むよ
選ばれたければ、中の人の気持ちになろう
インプレッション数アップに、特集掲載は有利です。では、特集掲載されるためには、作家側はどんなアクションが必要なのでしょうか?
次の章で答えを話すわけですが、その前に知っておいてほしい大原則があります。
特集を選んでいるのは、「中の人」、つまり運営している人間だということです。
普通のサラリーマンが、特集に掲載する作品を、「あれでもない、これでもない」と、1つ1つ選んでいるわけです。
おそらくは、特集の度に、掲載予定数の100〜200倍程度は作品を見ていると思います。仮に10作品掲載予定なら、1,000作品はチェックしているでしょう。
かつ、ビジネスですから、特集から売上を上げることが期待されています。「今回の特集は〇〇万円売り上げたました!」みたいなやり取りが展開はずですね。
という想像力を働かせて考えみよう
ふむふむ、確かに
もしあなたが運営の中の人で、特集掲載作品を選ぶとしたら、どんな作品を選ぶでしょうか?言い換えると、どんな作品が都合が良いでしょうか?
こういう視点で、次の章を見ていってください。
作品を特集に載せる5つのコツ
特集に掲載される作品の特徴は、ズバリこれ。
それすなわち、特集掲載されるコツということになりますね。
特集掲載される作品の特徴
- 季節感のある作品
- 解像度が高くキレイな写真
- シンプルなトップ画像(1枚目の画像)
- 残りの画像で作品のことを100%伝える
- 作品名に余計な文言を入れない
それぞれ解説していきましょう。
コツ1. 季節感のある作品
中の人の気持ちになってください。月に1回くらいの頻度で、繰り返し特集を組まなければならないわけです。かつ、売上も上げなければなりません。
あなただったら、どんな切り口で特集を組むでしょうか?
鉄板は、毎年やってくる季節行事でしょう。
- お正月に始まり、
- 節分
- お雛様
- 卒業式・入学式
- 子供の日
- 母の日
- ハロウィン
- クリスマス
など。季節ネタは外しません。
実際に特集では、しばしば季節ネタが繰り返されています。お客さんも求めていますし、売上もついてくるからでしょう。
その時々の季節にあった作品ラインナップを持っているかは、特集の載りやすさに1番影響する要素になってきます。
そっ!これが大前提よ!
コツ2. 解像度が高くキレイな写真
中の人は、自分で作品画像を用意できないので、作家さん1人1人がアップしている画像をそのまま使うことになります。
となれば、解像度が低い(粗い)画像が混ざっていたら、悪目立ちしてしまいますね。作品の出来云々の前に足切りされます。
もう少し付け加えてまとめると、
- 解像度が高い
- ピンボケや白飛びがない
- 自然な色合い
の写真であることが求められます。
コツ3. 背景がシンプルなトップ画像(1枚目の画像)
特集に使う画像は、中の人が切り取って加工することもあれば、特集掲載作品の一覧として並べることもあります。
背景が小物などでごちゃごちゃしていると、中の人にとっては非常に使いづらい。
作品は良かったけど、使いやすい画像じゃないゆえに、「掲載見送り」というパターンは間違いなくあるでしょう。
小物だけでなく、文字入れについても注意が必要です。
楽天などは、1枚目のサムネの時点で、画像にかなり文字入れをしていますね。しかし、文字を入れてしまうのも、特集掲載からは遠のく原因になってしまいますね。
1枚目の画像は、シンプルな背景に、作品が際立っている構図がオススメです。
なお背景はシンプルであればよく、色は問われません。よって、白である必要はありません。ピンクでも水色でもグレーでも、特集には問題なく掲載されます。
ウチも、青とかグレーで掲載されてるしね
コツ4. 残りの画像で作品のことを100%伝える
中の人は、「公式のオススメ」というお墨付きとして、作品を特集掲載するわけです。雑誌も同じですが、質の悪いアイテムを載せれば、雑誌そのものの信頼を損ないます。
内閣の「任命責任」のように、中の人には「掲載責任」があるんだ
おそらくは、選定の1回戦は、1枚目の画像だけで行われていると思います。1枚目の第一印象だけで、ほとんど足切りしているはずです。
数ある中から2回戦に残った作品達は、2枚目以降の画像も吟味されているでしょう。正面の画像1枚だけでなく、あらゆる角度から品定めするためです。
中の人としては、「びんぼっちゃま」みたいな作品は、避けなきゃいけないわけです。
知らない人のために「びんぼっちゃま」とは?
平成の初め頃にやっていたテレビアニメ『おぼっちゃまくん』の登場人物。元上流階級だったけど、今は没落して貧乏になってしまった家の子供。
前から見ると立派なスーツだが、後ろから見ると裸という、とんでもない服を着ている。自宅の正面は立派なお屋敷だが、実はハリボテで、正味の家はボロ小屋。
2枚目以降の画像の中で、
- 正面以外のアングル
- サイズ感
- 着画、あるいは実際の使用シーンに近い画像
をチェックして、問題ないと判断した作品を選ぶはずですね。
ニュアンスとしては、複数の画像を駆使して、作品が手元にない運営の人に、あたかも実物を手に取った感覚になってもらうのです。
なお、先ほど1枚目の画像の文字入れはNGと言いましたが、2枚目以降はその限りではありません。ぜひ言葉も添えて、作品の魅力を伝えてください。
コツ5. 作品名に余計な文言を入れない
特集掲載されると、特集用の特設ページに掲載作品がズラッと並びます。ここは運営公式のギャラリーだと思ってください。
ギャラリーで見えているのは、「作品画像の1枚目」と「作品名」です。画像は先ほど触れましたが、作品名についても、悪目立ちする文言は足切り対象になるでしょう。
悪目立ちする文言とは、
- 再販
- 大人気
- 送料無料
のような文言です。
要するに、作品の特徴とは関係ない文言ですね。
ぜひ、リアルなギャラリー(絵画とかの)を想像してみてください。並んでいる作品のタイトルに、「送料無料」とか書かれていたら、興が覚めてしまいますね。
中の人には嫌われる文言だよ。避けた方が無難だね
特集に載ったのに売れなかったのはなぜ?
実は、特集に載ったからと言って、イコール売れるとは限りません。
実際に、特集に掲載されてワクワクしたけど、見られただけで何も起きなかった。こんな経験をした作家さんは多いと思います。うちの奥さんもその1人です。
特集に載っても売れない理由
- 中の人の目利きの問題
- 特集経由の購入率は高くない
- 見た目はキレイだがターゲット不在だった
- 見た目はキレイだが使い道がない
作品のせいの場合もあるし、そうでない場合もある。それぞれ見ていこう!
中の人の目利きの問題
あなたは、「特集掲載=売れる作品と認められた」と思っているかもしれません。
しかし、minnneやCreemaの中の人は、ただのサラリーマン。歳は分かりませんが、妙齢のおねーさんなんですかね。いずれにしても、あなたとそんなに変わらない人です。
意外かもしれませんが、ビジネスに精通しているサラリーマンは、本の一握りです。多くは自分の業務に詳しいだけで、ビジネスの全体像などまるでわかっていません。
あなたも知っているように、売れる作品を企画するのは簡単ではありません。中の人も同じで、売れる作品を目利きできるほどの能力はありません。
別に中の人をディスってるわけじゃないよ。そういうもんだと理解して欲しいだけ
もし自分が運営だったら、売れる作品だけピックアップできるかって話だよね。まずムリだろうな
特集経由の購入率は高くない
先ほど、モノが売れる公式について触れました。
「モノがどれだけ売れるか」を導く公式
①インプレッション数 × ②クリック率(CTR) × ③コンバージョン率(CVR)
= 売上個数
3つの変数の意味
- インプレッション
表示回数のこと。お客さんの目に、どれだけ商品が露出したかを測る - CTR(Click Through Rate)・クリック率
販売ページをクリックする確率。つまり、販売ページの閲覧率とも言える - CVR(ConVersion Rate)・コンバージョン率
成約率。ハンドメイドであれば、販売ページから購入される確率
特集に掲載されると、入り口の「インプレッション」が増えます。
「クリック率」はまちまちでしょうが、ともあれ、販売ページの閲覧数も確実に増えます。ここまでは良い。ここまでは特集のブーストが効きます。
しかし、最後の「コンバージョン率(=購入率)」が低ければ、結局ナンボ見られていても、売れないということになります。
掛け算だからね。どれかの変数が限りなく「0」に近いと、結局売れないわけよ
一般論として、検索から流入するお客さんに比べると、特集から流入するお客さんは、コンバージョン率が低い傾向にあります。
理由は簡単。「クリスマスリース」と検索して来るお客さんは、クリスマスリースが欲しいわけです。だから、気に入れば購入する可能性が高いですね。
しかし特集は、欲しいと思っていないお客さんにも、クリスマスリースを見せることになります。雰囲気を気に入ってクリックするかもしれませんが、元々欲しかったわけじゃないので、購入の可能性は低くなります。
マーケティング風に言えば、検索経由のお客さんは「ホット」で、特集経由(実は広告も同じ)のお客さんは「コールド」なのです。
そういうわけで、「特集で見られた割には売れなかった」というのは、ごく自然な現象です。結果として、1個も売れないことも往々にしてあります。
売れなくても、あんま気に病まない方が良いね
見た目はキレイだがターゲット不在だった
中の人が、読者の欲しがるアイテムを的確に選べるのは、中の人自身が、読者と同じ趣味嗜好を持っている場合に限られます。
男性ファッション誌の『Lightning』は、古き良きアメカジファッションの雑誌です。編集部はコテコテのアメカジ好き。だから中の人自身が欲しいアイテムを選べば、自然と読者が欲しがるアイテムを紹介できます。
こういうパターンだと、中の人の目利きは機能します。
ハンドメイドのジャンルは幅広いですから、minneやCreemaの中の人は、必ずしもお客さんと同じ趣味嗜好ではありません。
お客さんが本当に欲しい作品など知らない中で、「これなんかどう?」と選んでいるわけです。
言ってみれば、おじさんのボクが、10代女子の洋服を「これがウケそうかな?」とセレクトするようなもの(考えるだけでキモいですね)。土台ムリな話でしょう。
数多の作品を見ている中の人の目に留まったわけですから、クオリティの高さは間違いないと思います。しかし、キレイにまとまっているだけで、実のところ誰も欲しがらない、「ターゲット不在」の作品になってしまっている可能性があります。
このケースに該当する場合は、そもそも商品設計をミスっている
特集掲載されても売れないが、特集掲載される以前も、ほとんど売れていないはずだよ
見た目はキレイだが使い道がない
いくらキレイで、クオリティが高くて、お客さん自身も気に入ったとしても、それでも売れないことがあります。
例えば、精巧にできたステンドグラス。一目でメチャクチャ気に入ったとしましょう。
しかし、「それどこに置くの?」「何に使うの?」となっては、どんなに気に入っても買わないでしょう。お気に入り登録して、フォローもして、でも買いません。
これが「リース」や「ランプシェード」だったら、買っても良かったんですけどね。
使い道のない作品は売れませんし、一般に買う習慣のないアイテムも売れません。見た目だけでは、どうしても越えられない壁があるのです。
めっちゃ当たり前の話なんだけどさ、ビジネス経験がある人じゃないとわかんないんだよね
特集掲載を狙いに行くべきでない理由
以上を踏まえて、ボクの意見を述べます。
確かに、特集に載る意味はある。しかし、あえて特集を狙いにいくために、意識して行動する必要はないと考えます。
逆張りのように聞こえるかもだけど、理由を聞けば納得してもらえると思う
季節感はあえて出しにいくものではない
もし特集を狙いにいくなら、季節感のある作品を作ることになるでしょう。根本的には、そうするしかありませんから。
あなたが元々季節に関する作品を売っているか、あるいはケーキ屋さんみたいに季節感を付加しやすい商品を売っているなら、問題ありません。
しかし、元々季節商品を扱ってもいないし、季節に合わせられるような柔軟な作風でもないに、特集のためだけに季節商品を作るのでしょうか?
ボクの奥さんは、フワラー関連の作品を作っています。母の日などは、需要がある季節イベントです。
しかし、それ以外の季節イベント、例えばハロウィンなどに合わせて、無理やりハロウィン仕様のフラワーアイテムを作るのかという話です。
ハンドメイド作家が作れる作品数は限られますから、自然とラインナップの数も限られます。少ない枠を、季節商品で埋めていくのでしょうか?
そうではなく、年中売れる定番作品が軸であるべきです。あなたが得意で、あなた作りたくて、あなたが自信を持って提供できるスペシャリテ(とっておきの作品)です。
あなたのスペシャリテが、たまたま季節商品だったら、それはそれで良いでしょう。しかし、そうでないなら、特集のために捻じ曲げるのは良くない。
それに、季節によって需要が激しく上下する作品がメインになっては、売上の変動も激しくなります。結果として、不安定なビジネスになってしまいますね。
加えて、ビジネスは仮説検証の繰り返しですから、次回が1年後ってのは遅すぎます。もっと早いサイクルで検証→改善していかないと、いつまで経っても成長しません。
季節性のある作品は、サブで扱うくらいで良いよねー
特集に振り回されて、月が変わるごとに手を変え品を変え、こだわりのない作品を作り続ける。まさに、本末転倒だよ
所詮はインプ稼ぎの一手段に過ぎない
何度もすみませんが、特集掲載は、インプレッション稼ぎの1つの手段に過ぎません。
「ファン化が〜」とか、「権威性が〜」とかいう人もいるかもしれませんが、そんなものはこじつけです。ただのインプ稼ぎにしかなり得ません。
インプレッションとは、お客さんの目に作品は触れる数のこと。別に見てもらえさえすれば、特集掲載である必要ないわけです。
インプレッションを増やす方法
- 広告
広告=インプレッションを買う行為。手軽なインスタ広告がオススメ - SEO
検索結果の上位表示を狙うこと。minneやCreemaの上位表示を狙うべし - SNS
見られている時間が長く、企業と競合しづらいSNSは、インプレッション稼ぎの本丸。避けては通れない - イベント出展
インプ稼ぎはネットだけとは限らない。イベント出展は、インプレッション獲得だけでなく、多くの学びがある
で、「特集」がインプ稼ぎの手段として優秀かと言えば、答えは「No」。
結果をコントロールしづらく、選ばれたところで一過性。その上、成果につながらないことも多い。特集掲載からのシンデレラストーリーは、実際には滅多に起こりません。
「特集」にこだわる必要はない。同じ関心を傾けるなら、SNSの方が生産的です。
普段は意識せず、「掲載されたらラッキー♪」くらいの感覚がちょうど良いね
まとめ:ここまでやっておけば十分
というわけで、特集は意図して狙わず、「掲載されたらラッキー」の感覚で構えておけば良いのです。
特集掲載のコツは次の通りでしたが、それぞれに対する向き合い方も添えておきましょう。
特集掲載されるコツ
- 季節感のある作品
→あえて作風を曲げてまで取り組む必要はない - 解像度が高くキレイな写真
→特集に関わらず実践しなければならない - シンプルなトップ画像(1枚目の画像)
→特集に関わらずそうするのが妥当 - 残りの画像で作品のことを100%伝える
→特集に関わらず実践しなければならない - 作品名に余計な文言を入れない
→特集に関わらずそうするのが妥当
というわけで、当たり前のことだけやっときゃ良いのよ
特別なアクションは必要なし!
これだけやっておいて、あとは運営さんの選択に委ねましょう。
別に特集に選ばれなくてもよし。選ばれたラッキー。選ばれて売れなくても、それはそれでしょうがない。というスタンスでOKです。
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