現役専業ハンドメイド作家の奥さんのマーケティングやってます♪
対面営業であれ、Webページでの訴求であれ、セールスの成否を握っているのは、「トーク内容」と思われがちです。
もちろん、トーク内容も大事ですが、実は「環境」も大事です。
同じトーク内容でも、環境を整えるだけで「CVR(購入率)」がアップするということ。上手い下手はさておき、ただ「環境」を整えるだけで売上UPできるのです。
おお!で、その「環境」って具体的に何のこと!?
「環境」とはすなわち、
- 「情報量」
:情報量は多いほど良い - 「リアルタイム性」
:文字や録画よりも、対人の方が売れやすい
の2つです。
なぜこの2つの要素で、お客さんは買いたくなってしまうのか?その秘密をお教えしましょう。
一応先に言っておくと、最強は「対面でのセールス」です。ただ、Web上の販売ページであっても、同じ原理原則が通用します。
ぜひ最後までチェックして、あなたのセールスを成功させてください!
なかなかマニアックな記事だけど、バッチリ有益だよ!
「情報量」は多いほど売れる
まず、「情報量」の話をしましょう。
「情報量が多いほど売れる」は、「より雄弁に伝えた方が売れる」と言っているのと同じですから、違和感はないと思います。
ときに、「情報の”量”を増やせ」と聞くと、「伝えることの”数”が増やせ」と聞こえてしまうかもしれませんね。
しかし、ここで言っている「情報量」は、もっと根源的な話をしています。
情報量=Byte(バイト)数
ここでは、「情報量=Byte(バイト)数」と捉えてください。
「Byte(バイト)」は、データサイズを測る単位です。コンピュータ上でやり取りするデータの大きさを測る単位ですね。
- 「半角英数 1文字=1バイト」
- 「全角 1文字=2バイト」
となります。
- 1KB(キロバイト)=1,000Byte
- 1MB(メガバイト)=1,000KB
- 1GB(ギガバイト)=1,000MB
- 1TB(テラバイト)=1,000GB
コンピュータの単位で考えるのは、ボクがITが好きだからではありません。Byte以外に、あらゆる形式の情報が持つ情報量を、横並びで比べられる単位がないからです。
文脈を戻すと、「データサイズが大きい→情報量が多い→より雄弁に伝えられる→売れやすい」という図式になります。
メディアによる情報量の違い
「chatGPT」に質問してみたところ、次のような回答が返ってきました。
AIへの質問
日本語500文字の内容を、【テキスト・音声・画像・動画】の形式でデータ化すると、それぞれ何バイトになるか教えて
AIの回答(要約)
- テキスト: 約1000バイト(1KB)
- 音声: 約1.76MB
- 画像: 約5.93MB
- 動画: 約12.5MB
このデータサイズの大きい順が、そのまま売れやすい順番だと思ってください。
おお!基準がわかりやすい!
chatGPT君はドヤ顔で、いい加減なことを言うときがあるので、必ずしもこの通りの数値ではないかもしれません。テキスト以外は、ちょっと怪しい気もします。
とは言え、大まかにはその通り。少なくとも順位は間違いありません。
- 「テキスト」は、文字情報だけ
- 「音声」なら、そこに抑揚が加わる
- 「画像」であれば、文字だけでなく映像情報も載る。「百聞は一見に如かず」で、映像には文字や音声よりずっと大きな情報が詰まっている
- 「動画」は、映像の連続に、音声まで載ってくる。伝えられる情報量は、さらに大きくなる
いずれは、よりデータ量の大きな「3D」の世界になるでしょう。縦×横の2Dに、さらに奥行きを掛けたものが3Dですから、伝えられる情報量は格段に上がります。
世の中のニーズも、大容量のコンテンツに移ってるでしょ。テキスト→画像→動画って
「対面」を超える情報量はない
そういう意味では、「対面」は、以上に雄弁に伝えられる手段はありません。
「動画」よりデータサイズが大きい「3D」に、さらに「匂い」や「雰囲気」のような、コンピュータでは数値化できない情報まで載っています。
「対面営業」に勝るセールスはありません。
また、同じ対面であっても、2Dの「紙の提案書」を使うよりも、3Dの「実物の商品」を使う方が、情報量は多くなります。
実物の「持った感じの重さ」や「表面の質感」といった、これまた電子データには含まれない情報もついてくるからです。
実物の商品がその場にあることもまた、セールス成功を後押ししてくれます。
なるっほどー。確かに筋は通ってるな
セールスの神様も認めた「リアルタイム性」の魔力
ジャパネットたかた創業者の高田明さんは、テレビショッピングの一時代を築いたお人。「セールスの神様」と呼んでも、差し支えないでしょう。
そんな高田さんも、「リアルタイム」の重要性を認めています。
ちなみに、ここで言っている「リアルタイム性」とは、「売り手とお客さんが、同じ時間を共有している」という意味です。
あるとき高田さんは、生放送でテレビショッピングをしたいと考えるようになりました。
周りは大反対したそうです。どんなハプニングが起こるかもわからないし、そもそも録画と生放送で何が違うのかと。
しかし高田さんは、冒頭で、「みなさん!今日の天気は、〇〇でしたね〜!」から始められる生放送にこだわりました。
ライブ感、臨場感、一体感が、お客さんに刺さるとわかっていたのです。
ジャパネットたかたの、その後の躍進は言うに及ばずですね。「リアルタイム」の効果は、セールスの神様が証明済みです。
すなわち、売り手と買い手が、同じ時間を共有している中でセールスをすると、「CVR(購入率)」が上がるということです。
理屈は後で説明するとして、何となくわかるんじゃない?
そうね。何となく「そうなんだろうな」って気はする
「今を逃すと手に入らない」という心理
今この瞬間に、あなたのケータイに電話がかかってきたら、どうしますか?
ほとんどの人は、電話に出ると思います。家事をしていても、仕事をしていても、目の前にあることを一旦中断して、電話に出てしまうのです。
なぜ電話は、それほどまでに優先度が高いのか?
考えたことなかったなぁ。何でだろう?
目の前にある作業は、一旦中断してもすぐに再開できます。しかし、両者の都合が合わないと成立しない電話は、そうはいきませんね。
電話に出ておかないと、次に話せるのがいつかわかりません。場合によっては、2度と話せないかも。今を逃すと次がないかもしれないから、電話に出るしかないのです。
「リアルタイムのセールス」でも、同じ現象が起こります。
もしスライドや録画動画であれば、「いつでも見直せる」ことになりますね。いつでも見れるなら、今じゃなくても良い。そのまま永遠に見られないこともザラです。
しかし、リアルタイムはそうはいかない。今を逃せば、チャンスは2度と来ないかもしれない。だから最後まで話を聞かざるを得ないのです。
スゲェ!!同じ内容でも、録画と生放送じゃ全く違うのか!
ボクはYouTube動画やAudibleは、2倍速で視聴します。等倍でチンタラ見ていられないのです。等倍でしか視聴できないなら、おそらく閉じてしまうでしょう。
しかし、倍速できないリアルタイムの動画だと、不思議と離脱せずに見続けてしまいます。やはり、「今しか見れない」という気持ちがそうさせるのです。
その場で「反論処理」ができる
リアルタイムに時間を共有するからこそできるのが、その場でお客さんの疑問や質問に回答できること。
これは、シンプルでわかりやすい!
お客さんは、「買って失敗する体験」を忌み嫌います。当たり前ですよね。誰だって、稼いだお金をドブに捨てたくはありませんから。
そのためお客さんは、商品に対して疑問を持っている限り、なかなか財布の紐を緩めようとはしません。
そこで、お客さんの疑問を1つ1つ解消していき、買わない理由を取り除いていく行動を、マーケティング界隈では「反論処理」と呼びます。
録画や文章でセールスをする場合は、お客さんが感じるであろう疑問をあらかじめ想定して、「FAQ」を作っておかなければなりません。
お客さんというのは、得てして個人的でピンポイントな疑問を持っているもの。どうしても、想定問答では反論を処理し切れません。
反論をつぶし切れないということは、取り逃しているお客さんが少なからずいるということ
リアルタイムで相互にやり取りできるセールスであれば、反論はその場で処理できます。対面はもちろんですが、画面越しだって構いません。
「お客さんの疑問を払拭できるから、リアルタイムのセールスはよく売れる」というのも、また1つの真実なのです。
お客さんの「社会性」を呼び起こす
もう1つ、リアルタイムに時間を共有することで、人間の心理にある変化が起きます。人間の「社会性」のスイッチをONにするのです。
ちょっとわかりづらいので、順を追って説明します。
人間は「社会的な動物」である
人間は、よく「社会的な動物」と呼ばれますね。
「社会的」とは、すなわち「群れで暮らす」という意味です。「人間は群れで暮らすタイプの動物だよ」と言っているわけですね。
うんうん、ここまではOK
群れで助け合って暮らす動物にとって、群れを追い出されることは「死」を意味します。だから「村八分」という言葉には、絶望感が漂っているわけです。
群れを追い出されないためには、何よりも「人間関係」が大事ですね。
- 同胞を傷付けたり
- 盗みを働いたり
- 受けた恩を返さなかったり
したら、嫌われて追い出されてしまうでしょう。
だから、「目の前にいる人間を無碍にできない、助けなければならない」という心理が、人間には備わっているわけです。
群れで暮らすためにプログラムされている「互助互恵」の精神。これが人間の持つ「社会性」の正体なんだ
ときに、ライブや劇場に足を運ぶと、自分はお客さんなのに、その場を盛り上げなきゃいけない気持ちになりませんか?
「シーン」としてしまったら、演者がガッカリするでしょう。目の前の人の頑張りを無碍にはしたくないので、「拍手くらいはしてあげないと」という気持ちになるのです。
もしあなたが、誰かのライブ配信を途中抜けするのに、ちょっとした申し訳なさを覚えるなら、その感情の正体も「社会性」です。
リアルタイムセールスと社会性
話をセールスに戻しましょう。
ただの提案資料であれば、そこに人間味はありません。「人対人」の関係がないので、途中で読むのをやめても、注文を入れなくても、心は痛みません。
しかしこれが、目の前で一生懸命に説明してくれてる人だったらどうでしょう?
同じ時間を共有することで、あなたとお客さんは「人対人」の関係になります。
途中で話を聞くのを辞めて立ち去るのは、何だか悪い気がします。最後まで聞いた上で、買ってあげないのも悪い気がします。
ちょうど、スーパーで試食販売を目の当たりにしているお客さんの気持ちです。
なんつーか、アコギというか、人の良心につけ込むというか
そういう意味では、近い間柄ほど、「CVR(購入率)」は上がると考えられます。家族や親しい友達のお願いほど、断りづらいですよね。それと同じです。
全くの初対面よりは、事前にSNSやメッセージなどで接点を持っている方が、「CVR(購入率)」は高くなると予想できます。
また画面越しより対面の方が、より強く社会性を呼び起こすでしょう。ビデオ通話でのセールスも十分すぎるくらい強力ですが、それでも対面には及びません。
もちろん、「同情でモノを売れ」と言いたいわけじゃないよ
欲しい人に欲しいモノを届けるために、感情も味方に付けようって話だ
ハンドメイド販売にどう活かすか?
ハンドメイド作家さんが、セールスが苦手なのは知っています。口下手なのも知っています。
しかし伝える中身は同じであっても、「情報量」と「リアルタイム性」を味方につければ、あなたの作品はもっと売れます。
ここからは実践編。ハンドメイド販売での応用方法をレクチャーしましょう!
よっ!それを待ってた!
イベント出展(マルシェ)が最強
「イベント出展(マルシェ)」は、対面でのリアルタイム販売です。
実物の作品が目の前にあり、手に取ったり、質感を感じ取ったりすることができます。これ以上の「情報量」はありません。
加えて、「リアルタイム」での接客になります。しかも、作家さん本人が接客に当たります。
ハンドメイド作家にとって、リアル店舗での接客以上に、「CVR(購入率)」が高い販売方法はありません。
イベント出展でも売れない理由は?
しかし、この記事を読んだ作家さんの中には、「イベント出展したけど、全然売れなかった…」という人もいるでしょう。
「1番売れやすいはずなのに、それでも売れない私って…」と、傷に塩を塗るようなことを言ってしまったかもしれません。
イベントでも売れないとしたら、その理由は、
- 商品設計のミス
:お客さんが欲しがる作品を作れていない - 集客のミス
:ターゲットのお客さんが集まる場所で出展していない
のどちらかです。
一度振り返って、原因を考えてみてください。
どちらもミスっていないのであれば、イベント出展は間違いなく売りやすい場所だよ
ライブコマースも強い
「ライブコマース」は、ライブ配信で商品を紹介し、その場で販売する手法です。
素人がやる「生放送テレビショッピング」みたいなもの。と言っても、そんなに畏まったものではなく、「ただライブ配信で商品を紹介するくらい」の感覚でも成立します。
「ライブコマースが売れるらしい」って話は聞いたことある。ホントかどうかは、わからんけどね
誰も彼も、「結論」だけ言って「理由」を伝えないから、イマイチ確信し切れない作家さんが多いんじゃないかな?
この記事を読んだあなたなら、ライブコマースが売れる理由を理解できるはず。
まず、動画配信ですから、「情報量が多い」ですね。
静止画よりも、実際の作品イメージが伝わりやすいですし、作家さんの想いや人柄も伝わります。ECの商品ページよりも、ずっと情報量が多いですね。
加えて、お客さんと時間を共有する「リアルタイム性」も兼ね備えています。作家の一方通行な発信でなく、お客さんとの相互インタラクション(やり取り)もできます。
(ある程度は)想定外の反論も処理できますし、お客さんの社会性を目覚めさせ、あなたを無碍にできない気持ちさせることもできます。
おそらく、「1対多」の販売形態では、ライブコマースが最も「CVR(購入率)」の高い手法でしょう。
文章は長く書け
作品の販売ページには、あなたの作品を訴求する文章を書くことになります。
文章は、長いほど良いです。500文字よりも1,000文字、1,000文字よりも2,000文字の方が良いです。
中には、「長すぎると読まれないから、短く書け」と教える人もいるかもしれません。こういう人は多分、文章を書けない人です。
おー、ズバズバ言ってくれるじゃん
ハッキリ言いましょう。
必要な内容を書いている限り、長すぎる文章などありません。
先日、「暮らしのマーケット」で、エアコンの取り付け業者を探していました。
A社は、簡単な料金表だけで、「あとは現地で見ます」というスタンスでした。
B社は、料金表だけでなく、長ったらしい文章を添えていました。
「高所作業」とか「ホース延長」とか、オプション料金も細かく書いてあります。「業務用エアコンは不可」とか、「屋根への室外機設置は不可」とか、条件もびっしり書いてあります。
ボクが選んだ業者は、事細かく書いてあった「B社」の方。
なぜなら、商品(ここでは「エアコンの取り付け作業」のこと)のイメージが、より鮮明に伝わったからです。
A社の短い文章では、どこまでできて、どこはできないのかわかりません。当日になって、「あれは別料金」とか、「これはできない」とか言われても困るのです。
だから、ボクが必要とする情報を、きちんと網羅してくれていた業者を選んだわけです。
しかし、「無条件に長ければ良い」とは言っていません。あくまで、「必要な内容なら、余すことなく書け」という話です。
長ったらしい「利用規約」は、いちいち読みませんよね。お客さんにとって、ほとんど関係ないことが書いてあるからです。
企業側が義務として、説明責任があるから書いてあるだけで、99%のお客さんの利用シーンには関係ない内容です。そりゃ、読みませんよね。
しかし書いてあるのが、
- 商品の魅力
- ストーリー
- 機能
- 素材
- 取り扱いの注意事項
であれば、検討するお客さんにとっては必要な情報です。
必要な情報なら、それがどれだけ長くても、お客さんにとっては必要なのです。決して、「長すぎるから読まれない」なんてことはありません。
長すぎて読まないなら、それは買う気がないお客さんだよ。買いたいお客さんは、どんなに細かくても、欲しい情報を探し出すからね
画像は多い方が良い
画像の枚数は、多ければ多いほど良いです。作品の販売ページでも、Instagramのフィード投稿でも。
あらゆるアングルや、あらゆるシーンを網羅して、情報量を増やしましょう。
各プラットフォームには、画像の上限枚数が決まっています。ざっくり、5〜25枚までといったところ。できれば限界まで突っ込んでおきたいですね。
また画像は何も、ただの写真だけとは限りません。テキストよりも、画像の方が情報量が多いことを思い出してください。
正方形のパワーポイントのごとく、提案をスライド化しても良いのです。
動画もあればなお良い
さらに言えば、画像だけでなく、動画も突っ込めるとなお良いですね。
Instagramのフィードは、画像だけでなく、動画もアップロードできます。動画を準備する手間と折り合いがつけば、ぜひ挿入しましょう。
販売ページに動画がアップロードできるかは、プラットフォームの仕様によります。ボクが見た時点では、minneとCreemaは対象外。BASEとShopifyは対応していました。
日々流れていくSNS投稿なら、手間との天秤にかける必要があります。しかし、一度用意すれば使い続ける販売ページなら、やれることはやり切るべきでしょう。
だったらブログじゃなくて、YouTubeで発信すればいいんじゃないの?
ぐはっ!痛いとこ突かれた!
その通りなんだが、文章を書く方が好きでね…。考えとくよ
あくまで「CVR(購入率)」の話です
本記事では、あえて「売れる」という言葉をなるべく避けて、「CVR(購入率)が上がる」という表現を使ってきました。
「CVR」は、「ConVersion Rate(コンバージョンレート)」の略で、日本語では「成約率」と訳します。ハンドメイド販売では、「購入率」と思って差し支えありません。
実は、「売れる」までには、3つのステップを経る必要があります。
- インプレッション(露出)
商品がお客さんの目に止まる - クリック(閲覧)
クリックして、商品の販売ページを閲覧する - コンバージョン(購入)
販売ページから商品を購入する
WEBマーケティングの概念ですが、リアル店舗でも流れは一緒です。
リアル店舗の場合
- インプレッション:店の前を通る
- クリック:店に入る
- コンバージョン:購入する
この3ステップは、漏斗(じょうご:液体を容器に入れる道具)に例えられます。マーケティングをかじった人には、「ファネル」と言った方が伝わるかもしれません。
漏斗の逆三角形のように、「インプレッション」を集めた人のうち、一部が「クリック」して販売ページを閲覧し、さらにその一部が「コンバージョン(購入)」に至ります。
計算式で表すと、
売上個数 = インプレッション数 × CTR(クリック率)× CVR(購入率)
となります。
掛け算になっているので、どれか1つの変数が「0」なら、売上も「0」になります。
うんうん、ここまでは何とか大丈夫!
セールスが効くのは「コンバージョン」だけ
本記事で解説したのは、ざっくり言えば「セールスのノウハウ」です。セールスは、Webページであればクリックした後、対面であれば店に入った後の話です。
セールスの唯一の目的は、「CVR(購入率)」を上げること。そこで効くのが、本記事で散々言ってきた、「情報量」と「リアルタイム性」というわけです。
いくらセールスに気を使って、「CVR(購入率)」を上げても、手前の「インプレッション」と「クリック」が足りなければ、売れることはありません。
本記事の中では「ライブコマースは売れる」と言いました。理論上、間違いなく「CVR(購入率)」は上がります。
しかし、いくら「CVR(購入率)」をブーストさせようとも、ライブを見てくれているのが「5人」だけなら、作品を売るのは難しいでしょう。
いくら購入率が上がっても、母数が足りなきゃどうにもならないもんね
そうそう!単に「売れるor売れない」じゃなくて、分解して考えて欲しいのよ!
本記事で語った内容は、とっても有益ではあるものの、それだけで売れるわけではありません。
手前の「インプレッション」と「クリック」も噛み合って、初めて売れる。という一連の流れを理解してください。
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