現役専業ハンドメイド作家の奥さんのマーケティングやってます♪
「わたしの作品全然売れなーい!どうすればいいのー(涙)」
とお悩みの作家さん。そう、そこのあなたです。
ボクの奥さんはハンドメイド作家です。デビューから半年間売上0でした。理由は、「ニーズのない作品を作っていたこと」でした。
スキルはあったけど、お客さんに求められる作品を作っていなかったんですね。だから商品設計し直して、すぐに月10万円を突破しました。
ボクの奥さんのケースでは、「ホントに作品が悪かった」という結論になるんですが、実は、売れない理由はその1つじゃないんですね。
古傷をエグってくるなぁ
「お前の悪いところは、もっとたくさんあるぞ!」という話じゃないですよ。売れない原因は、作品の良し悪しとは限らないという話です。
お客さんが、作品を見つけてから購入する流れを想像してみてください。ここでは、ネット販売のケースで考えてみましょう。
- 検索して、
- 一覧をザーッと眺めて、
- 気になる作品をクリックして、
- 画像を見て、
- 作品の説明を読んで、
- 他の作品と見比べて、
- 納得して購入する
という一連の流れがあります。
どこが原因で、購入に至っていないのかわかりますか?原因が、作品そのものの良し悪しだけでないことに気づきますか?
えーっと、…何だろう?
実はこの話、マーケティングでは基本中の基本で、すぐに答えが出ます。でも知らない人は、どこに原因があって、どう改善策を講じれば良いか見当もつきませんね。
というわけでこの記事では、作品が売れない理由について、その全ての可能性を解説します。あなたの作品が売れない理由は、絶対にこの中のどれかです。
この記事を読めば、あなたの作品が売れない原因と取るべきアクションが明確になります。見当違いの改善策を講じても、あなたの作品は決して売れません。
だって、売れない原因はそこじゃないんだからね
売れない打開策を手探りで探している人は、きっと目からウロコがボロボロと落ちるでしょう。ぜひ最後までチェックしてみてください!
売れない理由は3つに大別される
まず基本的な概念から説明していきます。
専門用語が出てきますが、別の用語を使うと混乱の元になるので、そのまま使います。ネットでビジネスするなら必須の知識なので、ぜひこの機会に覚えていってください。
お客さんが購入に至るまでのアクションは、
- インプレッション(目に入る)
- クリック(気になって詳細ページを見る)
- コンバージョン(購入する)
に大別できます。
minneのようなプラットフォーム経由か、SNSからの流入か、実店舗の販売かで、細かいところは変わってきます。しかし大きな流れは変わりません。
数式にすると、
- インプレッション数
- × クリック率(CTR)
- × コンバージョン率(CVR)
- = 売上個数
になります。
さらに単価をかければ、総売上高になるよ
ふんふん、なるほど
数字アレルギーの人も、ここは絶対に理解してください。計算しなくても良いので、こういう力学で動いていることを知っておいてください。
1個売るのは結構大変?
実際に当てはまる数字は、流入経路で変わって来ます。
ただminneなどのプラットフォームだと、1個売るためにこんな数字になると思います。
インプレッション数 | 50,000回 |
クリック率(CTR) | 0.4% |
コンバージョン率(CVR) | 0.5% |
売上個数 | 1個 |
ここで注目してほしいポイントは、
- 1個売るために、相当な数のインプレッションが必要になる
- どれかの変数が「0」なら、売上も「0」になる
- 0.5%→1%にするだけで、売上は2倍になる
ということですね。
1個売るのに、5万回も見られなきゃいけないのか…
売れない原因は、「インプレッション」「クリック率」「コンバージョン率」のどれかにある!例外はない!
売れないパターン①:インプレッション数が足りない
売れない理由No.1は、「インプレッションが足りない」です。
お客さんの目に触れる回数が少なすぎることが原因なので、作品の良し悪しは関係ありません。
そしてインプレッションが足りない理由は、さらにブレイクダウンできます。
インプレッション数が足りない理由
- 人が集まらない場所で売っている
- 検索キーワードに引っかかっていない
- 検索順位が低い
- SNSをやってない/フォロワーが少ない
多くのクリエーターは、「良い作品を作れば売れる」と考えています。しかし、「良い作品であること」と「お客さんに見てもらえること」は、全くの別物です。
なぜ企業は、法外な値段を払って、広告を出しているかわかりますか?
広告とは、インプレッションを買う行為です。お客さんに商品を見てもらうことは、タダじゃないんです。カンタンなことじゃないんです。
モノが良ければ、無策でもお客さんに見てもらえるなんて幻想!
マリアナ海溝の深海1万メートルには、人類が発見していない未知の深海生物が生息しています。「食べたら美味しい?」なんてこともあるかもしれませんね。
彼らは、海底に確かに存在しています。しかし我々に人間にとって、知られていない以上、その深海生物はこの世に存在しないも同然です。
インプレッションが足りなければ、あなたの作品は、マリアナ海溝の底にいる深海魚と同じ。この世に存在しないも同然ということです。
うーむ、厳しいけどこれがリアルか
人が集まらない場所で売っている
砂漠にお店を出しても、お客は1人も来ないでしょう。同じように、人が集まらない場所で売っている限り、お客さんは来てくれません。
プラットフォームはネット上のショッピングモールなので、人が集まらないことは稀でしょう。マニアックなプラットフォームじゃなければ、この問題はクリアできます。
ここで問題になるのは、
- 「Shopify」
- 「BASE」
- 「STORES」
などの、自社ネットショップです。
自社ネットショップは、ショッピングモールのように人が勝手に集まってくる場所ではありません。オープンしただけでは、砂漠に1軒ポツンとお店が立っている状態です。
SNSか広告を使うでもしないと、お客さんはあなたの存在に気が付けません。当然インプレッションも0のままです。
あー、よく聞く「ネットショップは集客が弱い」ってのは、こういうことなんだね
厳密には、「ネットショップには集客機能がない」って言った方が正確だね
検索キーワードに引っかかっていない
お客さんは欲しいものを探すとき、
- 「ピアス 金属アレルギー対応」
- 「ブーケ 造花」
といったキーワードで検索をします。
検索キーワードに引っかからないと、一覧に表示されません。よって、インプレッションは増えません。
これには2つのパターンがあって、
- 検索キーワードが存在しない作品を作っている
- キーワードを作品名や紹介文に含めていない
のどちらかです。
前者は、「これは何ですか?」と聞かれて明確に答えられない謎のアート作品や、日本では知名度がない商品ジャンルが当てはまります。ただケースとしては稀でしょう。
ありがちなのは、後者のキーワードをキチンと網羅していないケースです。ただのピアスに「Tear drop」みたいな作品名をつけていると、検索に引っかかりません。
1番の対策は、作品タイトルに漏れなくキーワードを含めること。
次に、作品紹介文を充実させること。深く意識せずとも、キーワードが文中に登場するようになります。書ききれないキーワードは、ハッシュタグで補足してください。
検索順位が低い
検索キーワードを含めれば、検索一覧に表示はされます。しかし、検索順位がずーっと下の方だと、お客さんの目には止まりません。
お客さんもヒマじゃないし、昨今のネットユーザーはせっかちです。延々と下までスクロールしてくれる人なんて滅多にいません。
検索順位を上げて、より多くインプレッションを獲得する手法を、専門用語で「SEO」と呼びます。
SEOで重要なのは、運営のビジネスモデルを理解すること。どうなれば運営が儲かるかを理解して、その力学に乗っかるのが近道です。
SEOは結構テクニカルな分野で、やりことが色々とあります。検索キーワードをタイトルや本文に含めるのも、SEOの一部です。
一言では言い尽くせないから、気になる人は↓の記事をチェックしてみてね
SNSをやってない/フォロワーが少ない
検索順位はカンタンに上げられるものではありません。
どうしても人気作家が有利なので、新参者はなかなか上位に表示されません。またアルゴリズム的に、一点物作家は不利だと考えています。
実のところ、インプレッションを積み上げていくには、SEOに頼るよりも、SNSを頑張る方が報われるでしょう。
各種SNSの特性や、そこにいるユーザー層を考慮すると、Instagramが最適ですね。
SNSは、人によって好き嫌いが分かれることは知っています。ひょっとすると、あなたもあまり気は進まないかもしれません。
実はわたしもちょっと苦手…
インフルエンサーになりたいわけじゃないからね
でも、SNSほど手軽にインプレッションを稼げる媒体は、他にはありません。制作より優先度が上がることはありませんが、避けては通れないでしょう。
売れたいのなら、SNSだけは魂を売っても致し方ない領域だと思います。ここだけは、歯を食いしばってください。
売れないパターン②:クリック率が低い
インプレッション(表示回数)は出ているのに売れないとしたら、クリック率が低いのが原因かもしれません。
クリック率が低いとは、お客さんのスマホ上で、一覧やタイムラインには表示されるものの、スルーされている状態です。作品の詳細ページまで辿り着いていないということです。
クリック率が低い理由
- ターゲットじゃない人に表示されている
- 作品タイトルが魅力的じゃない
- サムネイル写真が魅力的じゃない
クリック率が一概にどれくらいとは言いづらいのですが、Amazon広告では0.25-0.4%程度が相場とされています。検索流入の場合は、もう少し高いかもしれません。また検索順位が低いほど、クリック率も低くなる傾向があります。
ハンドメイド作品の場合、このパターンがクリティカルで売れないケースは、実際には少ないでしょう。しかしCTRを改善することで、確実に売上を底上げできます。
ターゲットじゃない人に表示されている
ターゲットじゃない人にいくら表示されても、興味がないのでクリックされません。
想像してみてください。あなたがGoogle検索したとき、「男性用の育毛剤」の広告をクリックするでしょうか?しませんよね?
そこまで極端じゃないにしても、
- 「結婚予定のない女性」に「ウェディングブーケ」を表示しても、
- 「子供がいない夫婦」に「ファーストシューズ」を表示しても、
クリックは期待できません。
販売プラットフォームやSNSで、
- 適切なカテゴリーを選ぶ
- お客さんが使いそうなキーワードを含める
- お客さんと関連するハッシュタグを選ぶ
という基本を忘れないでください。
できていれば、あとは優秀なアルゴリズムが汲み取ってくれるでしょう。インスタなんかは特に優秀ですから。
広告だとあり得るけど、オーガニック(自然流入)だと、このパターンはあんまないかもね
作品タイトルが魅力的じゃない
先ほど、「作品タイトルに検索キーワードを含めないと、インプレッションを確保できない」という話が出てきました。
実は、作品タイトルは、インプレッションだけでなく、クリック率にも影響します。
例えば、次の2つの作品タイトルだったら、どちらをクリックするでしょう?
- 親子用ワンピースセット
- 卒園式でリンクコーデできる母と娘のワンピース
きっと後者ですよね。
男のボクが2秒で考えたタイトルなので、センスはさておき
どんなに良い作品であっても、一覧の時点で魅力を伝えられない限り、クリックされません。クリックされなければ、当然売れません。
サムネイル写真が魅力的じゃない
クリック率を大きく左右するのが、サムネイルの出来栄えです。
サムネイルとは、一覧画面に表示される小さな画像のこと。YouTubeで見る動画を選ぶときも、サムネイルで判断するケースがほとんどじゃないでしょうか?
ハンドメイドなら、作品がもっとも魅力的に見える写真をサムネイルにします。
ハンドメイド作品においては、作品タイトルよりもサムネイル写真の方が、クリック率改善への寄与度は大きいです。
実物がどんなに素晴らしい作品であっても、この1枚で魅力を伝えられなければ、クリックしてもらえません。クリックしてもらえなければ、当然売れることもありません。
- 画質
- 背景
- 光の当たり具合
- 構図
がとっても重要です。
ここで来た!
大事だとは思ってたけど、やっぱ写真かー!
ハンドメイド作品の場合、YouTubeのサムネイルと違って、文字入れはほとんどしません。多少レタッチすることはあっても、基本はカメラで撮った写真そのままです。
スマホならカメラ性能が高いものが良いですね。欲を言えば、センサーサイズがAPS-C以上のミラーレス一眼を使いたいところです。
ハンドメイドのクリック率は、写真の出来栄えにメチャクチャ左右されるよ!
売れないパターン③:コンバージョン率が低い
作品ページの閲覧数はそこそこの数字なのに、誰も買ってくれない状況なら、コンバージョン率が低いことが原因です。
ここでは、「コンバージョン=購入」ね
購入率が低いってこと
コンバージョン率が低い理由
- 作品コンセプトがズレている
- 作品の説明が不十分
- 今すぐ購入する理由を伝えられていない
感覚的には、ハンドメイド作品のコンバージョン率は0.5%(広告経由の場合はもう少し低い)くらいですね。200回閲覧されて、1個売れる感じです。
もしコンバージョン率が低いとしたら、いよいよ作品そのものが悪い可能性を疑う段階に来ています。しかし以前として、作品ではない理由も考えられます。
作品コンセプトがズレている
要するに作品が悪いということです。なんだかんだで、このパターンは多いですね。
ボクの奥さんにも経験があります。特集に掲載されて、一気に閲覧数が上がった作品が、結局1個も売れなかったというケースがありました。
また本当は高級路線で売るべき作品を、カジュアルな作風にしてしまい、思うように売れなかったケースもあります。高級路線に切り替えたところ、すぐに売れ出しました。
花かんむり、売れなかったなぁ
どんなによくできてても、買うシーンがないからね
ヘタクソで売れないケースもなくはないです。しかし実際には、技術の問題ではなく、コンセプトを外しているケースが多いですね。
作品が売れない理由 | 例 |
---|---|
使うシーンがない/買う習慣がない | オブジェや絵画 |
ニーズとマッチしていない | 赤ちゃん用なのに尖った角がある |
ターゲットを絞れていない | 平凡なデザインのアクセサリー |
他の作品との明確な違いがない | 差別化ポイントを言語化できない作品 |
結果として、出来は悪くないし、見た目も悪くないが、誰も欲しくない作品を作ってしまっているのです。
作品の説明が不十分
ファーストインプレッションで好感を持っていたお客さんでも、作品詳細ページでの説明が足りていないと、不安で購入できません。
ボク自身の例を出しましょう。ボクは高校生の頃から、洋服は基本ネットでしか買いません。
SとかMの表記サイズは、ブランドやメーカーによって、大きさがバラバラなので信用できません。寸法を1cm単位で確認します。なので寸法が書いていないショップでは絶対に買いません。
イメージ違いが起きやすいので、画像が1枚しかないショップでは買いません。正面や背面のアングルだけでなく、着画もあるショップだと安心して買いやすいです。
という具合に、ネット購入においては、説明不足は致命的です。
作品説明で、ぜひ意識して欲しいのは、「まだ実物を見ていないお客さんを、まるで実物を手にしたかのような気持ちさせる」です。
これは洋服でも、バッグでも、ハンドメイド作品でも同じことが言えるのですが、お客さんは、その商品を使用している自分の映像をイメージします。
アクセサリーを買うときは、手持ちの服と合わせたイメージを脳裏に浮かべます。そのイメージが、自分の理想の姿にマッチしていると判断したときだけ購入するのです。
- 実物に近い色味
- 視覚的にわかるサイズ感
- 全てのアングルの画像
- 着画のような、実際に近い使用シーン
が必要です。
画像はフルに突っ込んだ方が良さそうだね
デメリットも含めて伝えよう
また作品の魅力だけでなく、デメリットを包み隠さず伝えることも大切です。意外かもしれませんが、お客さんはデメリットを言ってくれた方が安心するからです。
例えば、シルク製の洋服を買うシーンを想像してみてください。
どうやって洗濯したらよいのか気になりますよね?デリケートな品だから、すごく面倒なんじゃないかと想像してしまいます。
実際に、家では洗濯できないし、クリーニング屋でお高めの値段を払わないとキレイになりません。これはデメリットと言えるでしょう。
しかしお客さんからしたら、「デリケートな品なので、洗濯機はNG。専門のお店でドライクリーニングしてください」と言ってもらった方が、スッキリします。
説明してもらえれば、どれくらいの面倒さかを判断できます。あとはそれを受け入れるか否かだけ。逆にどれほど面倒かが判断できないと、手を出せません。
「まるで実物を手にしたかのような気持ちさせる」とは、デメリットも含めての話。実のところ、デメリットもちゃんと伝えた方が売れると理解しましょう。
今すぐ購入する理由を伝えられていない
最後は、これまでの話ほど本質的ではありません。テクニック論です。
これが理由で全く売れないことはありませんが、改善することでコンバージョン率をアップさせることができます。
人間は、今すぐ買う理由がないと、なかなか買おうとしません。
永遠にカートに入れたままの商品ってありませんか?
今すぐ必要ではないんだけど、いいなとは思っている。欲しいっちゃ欲しいんだけど、なんとなく買う決め手がない。だからポチらない。
近所に美味しそうなお店ができて、「あら、今度行ってみようかしら?」と思っていても、永遠にそのいつかが訪れない。
でも旅行に行ったときは、行きたいお店は意地でも回る。こんな経験もあるんじゃないでしょうか?
あの気になってたケーキ屋、行かないまま引っ越しちゃったなぁ
緊急性や必要性が低い商品ほど、今すぐ買う理由が必要です。ハンドメイド作品は、まさにその典型ではないでしょうか?
お客さんのお尻を叩いて、今すぐ買ってもらうには、
- 販売する日を絞る(月に1回など)
- 数量限定にする
- 一点物をアピールする
- ラスト1点をアピールする
- 材料が手に入りづらいとアピールする
- オーダーの予約が逼迫しているとアピールする
- 徐々に値上げしていく
といった方法がありますね。
「今買わなかったら買えなくなる!」か「今買わないと損する!」のどちらかを演出するんです。
ただし、「今だけ値引き」はオススメしません。ブランドイメージを下げることになるからです。値引き以外の理由をつけてください。
まとめ
売れないと、作品のせいにしちゃいがちだけど、実際にはそうとも限らないんだね
インプレッションが少なすぎて、そもそも見られていないケースも相当多いと思うよ
現状を冷静に見直してみよう!
この記事をまとめます。
売れない理由は3パターンに大別される
- インプレッションが足りない
お客さんに見られていないので、そもそも知られてもいない - クリック率が低い
作品ページを見てもらえていないので、買われることもない - コンバージョン率が低い
作品ページまで到達したが、買う判断には至らない
インプレッション数が足りない理由
- 人が集まらない場所で売っている
- 検索キーワードに引っかかっていない
- 検索順位が低い
- SNSをやってない/フォロワーが少ない
クリック率が低い理由
- ターゲットじゃない人に表示されている
- 作品タイトルが魅力的じゃない
- サムネイル写真が魅力的じゃない
コンバージョン率が低い理由
- 作品コンセプトがズレている
- 作品の説明が不十分
- 今すぐ購入する理由を伝えられていない
一口に「売れない」と言っても、理由は様々です。これだけの可能性が存在します。
ぜひ意識して欲しいのは、「全ての入り口は、インプレッションである」ということ。
インプレッションが足りない限り、絶対に売れることはありません。仮に他に問題があったとしても、インプレッションが十分でない限り、何の検証もできません。
しかしminneやCreemaといったプラットフォームでは、簡単に検索上位は取れないでしょう。昔と違って出品数が増えてますから、後発組にはちょっとツラいすね。
プラットフォームに出品するだけでは、十分なインプレッションを確保できないケースが多いのが実情です。もうハンドメイド販売はイージーゲームではないんですね。
1番手っ取り早いインプレッションの稼ぎ方は、広告を回すこと。広告ってのは、要するにインプレッションを買うことですから。
しかし広告はお金もかかりますし、運用のテクニックも必要になってきます。
それよりは、SNSを頑張る方が現実的でしょう。以前はSNSなしでもギリ稼げる感じでしたが、日を追うごとに厳しくなってます。向き合ってくしかないかなと思います。
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