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ホーム > Q&A > ガシャポンや福袋でハンドメイド作品を売るのはありでしょうか?

ガシャポンや福袋でハンドメイド作品を売るのはありでしょうか?

投稿 : 2024年10月11日
更新 : 2025年1月12日

なお
なお
ご質問いただきました!

デザフェスなどに足を運ぶと、ガシャポンで売っているブースをちょこちょこ目にします。

あと、定番の売り方に福袋ってのもありますよね。

こういう変化球の売り方は、ハンドメイド作家にはどうなんでしょうか?やる価値はあるでしょうか?

なお
なお

んー、ガシャポンに福袋か。考えたこともなかったな

確かに、イベント会場でガチャポンの筐体を置いているブースはよく目にします。割と人が集まっているシーンも見たことがあります。

まずはクイックに結論から。

「正攻法で売る方が良いんじゃない?」です。

ガシャポンも福袋もやらず、普通に売る方が良いんでね?ということですね。

個人的には、「福袋はないなー」と思っていますが、「ガシャポンは作風によってはありかも?」という気もしています。その辺りもお話ししましょう。

なお
なお

いつもに比べると歯切れの悪い回答になっちゃうけど、許してね

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  • ガシャポンや福袋が提供する価値の違い
  • ハンドメイドとの相性は?
    • 「高く売る」と「ランダム」は矛盾する
    • 売れっ子作家がガシャポンや福袋をやるか?
  • ハイブランドを参考にしよう
  • こういう作家ならガシャポンはアリ
  • もしやるなら…

ガシャポンや福袋が提供する価値の違い

普通の購買体験は、

  • 「これください」
  • 「はい、〇〇円になります」

のやり取りです。欲しいものを指差して、相応の金額を払う取引です。

一方で、ガシャポンや福袋は中身が見えません。

ただものを売っているのではなく、何が当たるかわからないワクワク感やドキドキ感、つまり「エンタメ」を売っているわけです。

エンタメも1つの価値。ワクワクする体験にお客さんが呼び寄せられるのも、1つの道理というわけです。宝くじも同じようなものですね。

なお
なお

というわけで、ビジネスとして「あり」か「なし」かと言われれば、「あり」という答えになるね

ハンドメイドとの相性は?

ビジネスとしては成立するガシャポン商法や福袋商法。ハンドメイド作家にとっては、やる価値のある施策なのでしょうか?

「違うかな」というのがボクの意見です。

「高く売る」と「ランダム」は矛盾する

本サイトの熱心な読者さんならよくご存知と思いますが、ボクは「ハンドメイド作家は、高く少なく売れ」を絶対的な指針としています。

なお
なお

生産数を増やせないハンドメイド作家にとって、高く売ることは至上命題だ!

さて、あなたが高いお金を払ってでも欲しいもの、つまりはそれだけ大きな価値を感じている品を、何が当たるかわからない運任せで買うでしょうか?

家を、車を、一張羅の洋服を、高嶺の花のバッグを、ソファを、ダイニングテーブルを、スマホを、「ガシャポンや福袋で買うか?」という話です。

奥さん
奥さん

いやー、買わないでしょう

「高い買い物」と「何が当たるかわからないランダム性」は、両立しないのです。

所詮は「何が当たるかな?」を楽しむエンタメ消費。ガシャポンや福袋にすることで、普通に作品を売るより、高く売れることはないわけです。

であれば、「小細工せずに、普通に売れば良いじゃん?」ってことですよ。

売れっ子作家がガシャポンや福袋をやるか?

ちょっと冷静に考えてみて欲しいのですが、あなたが売れっ子作家だとしたら、ガシャポンや福袋で売ろうと思うでしょうか?

思わないですよね?だって面倒ですし、普通に売った方が高く売れますし。

結局のところ、普通に作品が売れないから、飛び道具で売ろうとしているわけです。

その飛び道具を考えているリソースは、商品企画やマーケティングなど、真っ当な方向に向けたほうが建設的だと思います。

ハイブランドを参考にしよう

ハイブランドの所作は、ハンドメイド作家も参考になるところが多いです。

両者は雰囲気こそ真逆かもしれませんが、「高く売ることが至上命題」という意味では共通しています。

ハイブランドが行なっている

  • 高く売るための工夫
  • 安く見られないための工夫

は、ハンドメイド作家も大いに学ぶところがありますね。

さて、そんなハイブランドは、ガシャポンや福袋をやるでしょうか?

やらないですよね。やったら安く見られますから。高嶺の花で居続けるためには、やらないことを見極める必要があるのです。

なお
なお

福袋なんて在庫処分セールだからね。直販でやっちゃダメでしょ

こういう作家ならガシャポンはアリ

「福袋」に関しては、どんな形であれ反対ですが、ある種の作家さんに関しては、「ガシャポン」はありかもしれません。

それは、イラスト系の作家さんのように、1回描くだけで、複数のアイテムを量産できる場合です。

ボクが「ハンドメイドは高く売れ」と言っているのは、生産数を増やせないから。この手の作家は、いくらでも生産を増やせるので、安く多く売る選択肢もあるわけです。

例えば、可愛いオリジナルキャラクターを描いて、そのキャラクターのチビ人形をOEMなどで生産します。これをガシャポンの景品とするわけです。

手頃な値段で、エンタメとして射倖心を楽しんでもらうのもアリでしょう。

またガシャポンの場合、普通は複数ラインナップが用意されていますから、集めたい気持ちから、2度目3度目を回させる効果もあります。普通の買い物にはない効果です。

  • 手作りする作品は、普通の取引で高く売る
  • OEMで作れる物は、ガシャポンで半分エンタメとして売る

なかなか良い棲み分けじゃないでしょうか?

もしやるなら…

もしやるなら、特に福袋ですが、お客さんをガッカリさせないでください。

福袋は、一般的には在庫処分品のパッケージ。定価ベースの合計金額よりは安く売っているので、「お得でしょ?」という見せ方をしているわけです。

福袋を開けて、在庫処分品が次々に出てきたら、お客さんはどう感じるでしょうか?

「あー、これだったら普通に欲しいもの買えば良かった…」

こう感じさせないでください。不満を感じたお客さんは、次からあなたから買おうと思わなくなります。

やるなら、「うわっ最高!買って良かった!来年も買おう!」と思わせるくらい充実したセットにしてください。大満足させてください。

なお

About なお

専業ハンドメイド作家の奥さん(現在は産休→育休中)の売上を20倍にした夫。二児の父。IT大手で営業7年、商品企画3年を経験したのち独立。ビジネス経験0のハンドメイド作家が、専業で食べていけるマーケティングノウハウを発信しています♪

現在、0歳児が家にいるため執筆が進みません...。代わりに、SNSの「Threads」で発信してます。

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※本サイトを紹介いただくのは大歓迎ですが、コンテンツの無断利用は断固NG。今は見逃してますが、そのうち行動します^ ^

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